ブギウギ:「USK」男役スターは“本物” 翼和希が本格登場 ヒロインを厳しく指導

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で橘アオイを演じる翼和希さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で橘アオイを演じる翼和希さん (C)NHK

 趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、10月9日から第2週「笑う門には福来る」に入り、橘アオイ役の翼和希さんが本格登場する。

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 翼さんは、本作のヒロインのモデルとなる笠置シヅ子が在籍していた「OSK日本歌劇団」の男役スターで、朝ドラ初出演。

 演じる橘アオイは、道頓堀に新しく出来た梅丸少女歌劇団(USK)の第1期生で、男役トップスター。迫力ある力強い踊りが得意。新しく入団してきた鈴子たちの教育係となり、厳しく指導する。

 第2週では、梅丸少女歌劇団に入団した鈴子(澤井梨丘さん)は、劇団の大トップの大和礼子(蒼井優さん)の踊りに憧れる。しかし、待っていたのは厳しい規律とけいこ。あっという間に新人の同期は3人になってしまう。しかも、同期の仲もよくなくギスギスしている。

 そんなある日、劇団がついに念願の単独公演を行うことになる。鈴子たち新人にもデビューのチャンスが巡ってきたのだが、デビューできるのは同期3人のうち1人だけだと告げられる。

 「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子(1914~85年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。

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