初の写真集「可憐(かれん)」(集英社)を10月3日に発売するアイドルグループ「乃木坂46」の遠藤さくらさん。水着、ランジェリーショットにも初挑戦した写真集の撮影秘話を聞くと、「今年で22歳なので、ちょっとは大人にも見られたいなって(笑い)」と“大人に見られたい願望”を明かした。
◇中・高時代の思い出の場所で撮影
グループ加入前は乃木坂46のファンだった遠藤さん。先輩メンバーの写真集を見ていたというが、“写真集のイメージ”について「その人の良さというか、キラキラした部分が詰まった一冊」と話す。
今度は自分の写真集が制作されることになったが、オファーがあったときは「うれしいというより、なんで自分なんだろうって……」と戸惑う気持ちが大きかったようだ。不安もあったというが、顔見知りのスタッフたちに支えられた。今作の制作チームは、遠藤さんが専属モデルを務める女性ファッション誌「non・no(ノンノ)」(集英社)編集部が担当した。
「(ノンノ編集部の)皆さんが写真集を作る上でとても支えてくれて、不安な気持ちや緊張感はすぐになくなりました。撮影もすごく楽しくて、今はそんな皆さんと作り上げた写真集を出すことができ、とてもうれしいです!」
ロケ地は、沖縄と地元の名古屋。名古屋では、小さい頃からなじみのある場所でも撮影した。
「中学・高校時代は吹奏楽部だったのですが、そのとき演奏で訪れたり、演奏を見に行ったりしていた、名古屋国際会議場のセンチュリーホールで撮影しました。(ステージで)またクラリネットを吹かせていただくこともできて、懐かしかったし、(ロケの中でも)思い出深いです」
◇タイトルに「大丈夫ですか!?って何度も確認しました笑」
ステーキを幸せそうに食べるカットも収録されているが、撮影期間中はおいしいものをたくさん食べられて幸せだったといい、「食事制限することもなく、朝からいっぱい食べていました!」と笑う。
撮影前も食事制限はしなかったようで、「むしろ“しっかり食べる”ことを意識しました。ヘルシーというか、女性らしい体で臨みたかったので」と明かした。
初の水着、ランジェリー撮影は、とても緊張していたそうだが、次第に楽しくなっていったという。
「なじみのスタッフさんたちばかりだったので頑張れたという部分もありますが、沖縄の海がキレイすぎて! それでテンション上がりました(笑い)」
そんな水着やランジェリーカットは「挑戦できたかな」と照れつつアピールする。
「ファンの方からはよく『(ビジュアル)変わらないよね』と言っていただくことが多くて、それはうれしくもあるのですが、私も今年で22歳なので、ちょっとは大人にも見られたいなって(笑い)。写真集には、大人っぽい姿が結構あると思います」
完成した写真集を見た感想を聞くと「ナチュラルに撮れた姿が多かったのは、うれしかったです」とにっこり。
「今回の写真集では、カッコ良くきめようとか、クールにいこうとかを意識せず、撮っていく中で自然に出てきた姿をお見せできたらいいなと思っていたので、それができていたのは良かったです。私が“素”で楽しんでいるのを、いっぱい感じていただけると思います」
「可憐」というタイトルについても聞くと「“可憐”って、女の子の理想の言葉なイメージだったので、初めはそれをタイトルにしてもいいのだろうかと……大丈夫ですか!?ってスタッフさんたちに何度も確認しました(笑い)。とってもステキなタイトルをいただくことができて幸せです」とほほ笑んだ。
写真集はA4判、160ページ。価格は2400円。特典で、メッセージ付き特製ポストカード(全6種)がランダムで一枚封入される。