齋藤飛鳥:「いちばんすきな花」で乃木坂46卒業後初の連ドラ出演 多部未華子の8歳下の妹役

連続ドラマ「いちばんすきな花」に出演する齋藤飛鳥さん(C)フジテレビ
1 / 1
連続ドラマ「いちばんすきな花」に出演する齋藤飛鳥さん(C)フジテレビ

 アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバー、齋藤飛鳥さんが、10月12日に「木曜劇場」(フジテレビ系、木曜午後10時、初回は20分拡大)でスタートする連続ドラマ「いちばんすきな花」に出演することが9月25日、明らかになった。昨年末に「乃木坂46」を卒業した齋藤さんにとって卒業後初の連続ドラマ出演で、主人公の一人・潮ゆくえ(多部未華子さん)8歳下の妹、潮このみを演じる。

ウナギノボリ

 ドラマは「silent」(同局系、2022年)でプロデューサーを務めた村瀬健さんと脚本家の生方美久さんが再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに男女4人の感情を描く完全オリジナル作品。多部さん、松下洸平さん、神尾楓珠さん、今田美桜さんの4人が主演を務める。

 齋藤さん演じるこのみは、地元・新潟から上京し、姉妹2人で一緒に暮らしている。子供のころからどこか落ち着きがあって冷静なこのみは、周囲の人の言葉に流されがちな姉を見て、「自分はこうはならない」と思うようになり、いつも波風の立たない方を選択しながら平穏に過ごしてきた。もともと大人びていたことも相まって、「愛想がない」「感情がない」などと勘違いされることが多く、人間関係に苦手意識を持っている。一方で、他人の恋愛には興味がないわけではなく、冷静な目で観察する一面も。春木椿(松下さん)、深雪夜々(今田さん)と出会い、佐藤紅葉(神尾さん)と再会した姉の姿を一番近くで見守ることで、クールなこのみの心にも変化が訪れるのか……。

 齋藤さんは、オファーを受けて「脚本家の生方さんをはじめ、すてきなチームの皆さんが作る繊細な作品は、受け手である視聴者の皆さんも細部まで目を凝らしてくださっているのだろう、という印象があります。私にもその機微を感じられるだろうかと不安な気持ちはありますが、あの世界観に浸れることをうれしく、とても楽しみに思います」と語った。

 台本を読んで、「今回共演させていただく方は初めましての方ばかりですが、脚本を読むとなぜか、皆さんの声や表情がすぐに浮かびました。既に引き込まれているようです」と話し、このみ役の印象を「実は一番、謎が深い人のような気がします。無責任なようで、でもどこか、言葉には責任がにじんでいたり、興味がないようで、温かい目を持っていたり、私自身もまだ、“ゆくえの妹”という存在でしかつかめていないですが、皆さんにいろいろ教えていただきながら、少しずつこの役になじんでいけたらと思っています」とコメント。「参加できるだけでも、幸せなことです、頑張ります」と意気込みを語った。

テレビ 最新記事