真夏のシンデレラ:“修”萩原利久が涙の演技、視聴者絶賛 「胸が苦しくて切なくて」「圧巻の涙だった」

連続ドラマ「真夏のシンデレラ」第10話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「真夏のシンデレラ」第10話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の森七菜さんと間宮祥太朗さんがダブル主演するフジテレビ系“月9”の連続ドラマ「真夏のシンデレラ」(月曜午後9時)の第10話が9月11日に放送された。萩原利久さん演じる修の涙に視聴者が反応した。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第7話から交際を始めた修と愛梨(吉川愛さん)の別れの場面を描いた第10話。愛梨を呼び出した修は「今まで楽しかった。友達もろくにできない俺に彼女ができるなんて思ってもなかったから。健人(間宮さん)と守(白濱亜嵐さん)以外に俺と真っすぐ向き合って、話してくれる人ができたのは奇跡だと思う」と告げた。「大げさだよ」と笑う愛梨に、修は「本当にそう思ってるから」と伝えた。

 一方「全部が良いことばかりじゃなかった」と修。好きな人ができても急に他人の気持ちが分かるようになるわけではないこと、そのせいで愛梨に余計なことを言って傷つけてしまうことを悔やんでいると明かし「俺じゃなきゃ、こんなふうにはならないのに」と話した。

 愛梨は「大丈夫だよ。前にも言ったでしょ? 私は修くんが本当は優しいって気付いたから」とフォローするが、修は「だけど、こんなことが続けば、いつか嫌気が差すかもしれない。そんなこと考えてたら仕事もうまくいかなくて、どうすれば良いか分からなくなった」と吐露した。

 苦しむ修を気遣った愛梨は「私たち別れよっか」と切り出す。「実は、私言おうと思ってたんだ。今ならまだ何もなかったし、すっぱり終われるじゃん。だからそんな顔しないで。ありがとう。短い間だったけど、今まで楽しかった」と感謝を伝えた。修は悲しそうな表情を浮かべ「ごめん」とつぶやいた。

 終盤で、自宅マンションで一人机に向かう修の姿が映し出される。ノートの文字がにじむのを見て、初めて自分が泣いていることに気づいた修は、驚いたように涙をぬぐい、一人悲しみに暮れるのだった。

 SNSでは「泣いている事に自分で気付かず涙が落ちて気付いて、気付いてから感情が溢れ出す演技うますぎない?」「萩原利久の表現力すごくて胸が苦しくて切なくてほんまに泣ける」「涙が圧倒的に美しいので修がこの夏のヒロインだよ」「圧巻の涙だった」「確実に成長してる」「痛みを学んだ修。ラストに期待」「最終話は笑顔の修くんが見たいです」など、さまざまな声が上がっていた。

 ドラマは、真夏の海を舞台に男女8人が運命的に出会い、複雑な感情や本音をぶつけ合いながら成長していく恋愛群像劇。昨年のシナリオコンクール「第34回フジテレビヤングシナリオ大賞」で大賞を受賞した市東さやかさんのオリジナル脚本。

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