あまちゃん:「吹き替え要員ならお断りします!」 怒る“ミズタク”松田龍平「マジでカッコいい」

のんさん(左)と松田龍平さん
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のんさん(左)と松田龍平さん

 のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第120回が、NHK・BSプレミアムで8月19日に再放送された。映画「潮騒のメモリー」で、アキ(のんさん)に主演の吹き替え要員にならないかと打診された水口(松田龍平さん)が「お断りします!」と怒りを含んだ口調で返答する場面があり、視聴者の間で「マジでカッコいい」と話題になった。

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 同回では、「オフィスハートフル」の河島(マギーさん)と水口が喫茶「アイドル」で久しぶりに顔を合わせていた。

 そこで、河島から「潮騒のメモリー」のオーディションについて、「GMT5」の小野寺薫子(優希美青さん)が主演に選ばれる“出来レース”であること、小野寺ちゃんが泳げないため、“潜り”要員としてアキが書類審査は通ることが伝えられる。

 すると、水口は「吹き替え要員ならお断りします!」と声を荒らげ、「バカにしないでくださいよ。ずっと奈落に押し込められて、ようやく日の当たる場所に出たのに、何が悲しくてまたシャドウやんなきゃいけないんですか」と熱く語り、「今の話、聞かなかったことにします」と喫茶店を出て行こうとする。

 そこに“太巻”こと荒巻太一(古田新太さん)が突然現れる。水口と対峙(たいじ)した太巻は、主演オーディションをすることにしたのは鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)の意向で、それはアキにチャンスを与えるためだということは明白だという。アキが“吹き替え要員”をやるのは、太巻いわく「折衷案だ」と告げる。

 太巻は、「落ち着かないんだよ。鈴鹿さんが天野を可愛がっているのを見ると」「まるで罪滅ぼししているみたいで」と心中を吐露。ひろ美は影武者の歌手がいたことに気づいており、知っててだまされたフリを26年も続けているのではないかといい、「罪滅ぼしなんかしなくていいんだよ、悪いのは全部俺なんだから」と語る。

 そして水口に「そういうわけだから、お前から天野親子、説得頼むよ。悪いようにしないから」と言って店を出て行った。

 「吹き替え要員ならお断りします!」とはっきり断る水口に、SNSでは「ミズタク怒る」「お断りしますと怒るのマジでカッコいいよ水口」「キレミズタク」「ミズタクバッサリ」「アキに吹き替え要員は絶対にだめ」「海女の素潜りシーンの吹き替えやらせる案なんてよく言えたもんだよ。もう影武者も落ち武者も見たくないんだよ!」といった声が上がった。

 また同回のラストでは、北三陸に戻った夏ばっぱ(宮本信子さん)が作業小屋で倒れている場面があり、初見の視聴者から心配する声が多数上がった。

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