怪獣8号:アニメが2024年4月スタート 福西勝也が日比野カフカに 市川レノは加藤渉 亜白ミナ役に瀬戸麻沙美 PVで本編初公開

「怪獣8号」のティザーPV第2弾の一場面(C)防衛隊第3部隊 (C)松本直也/集英社
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「怪獣8号」のティザーPV第2弾の一場面(C)防衛隊第3部隊 (C)松本直也/集英社

 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の松本直也さんの人気マンガが原作のアニメ「怪獣8号」が、2024年4月から放送されることが分かった。メインキャストも発表され、福西勝也さんが主人公・日比野カフカ/怪獣8号を演じることが明らかになった。加藤渉さんが市川レノ、瀬戸麻沙美さんが亜白ミナをそれぞれ演じる。

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 ティザーPV第2弾がYouTubeで公開され、本編映像がお披露目された。PVには、カフカ、レノ、ミナが登場。怪獣8号になってしまったカフカが青く輝く拳を振るう姿も描かれている。

 福西さんは、怪獣を討伐する防衛隊員になる夢を諦め、怪獣専門清掃業者として働く日比野カフカ、カフカが正体不明の小型怪獣に寄生され、変身した姿・怪獣8号を演じる。

 福西さんは「みなさんこんにちは! 日比野カフカ/怪獣8号役を担当する、福西勝也と申します。初めて読んだその時から、いつかお仕事で関わることをずっと夢見ていた『怪獣8号』……そんな作品の大大大好きな主人公・日比野カフカを演じられること、とても光栄に思います。楽しみにしてくださっているみなさんに最大級のワクワクを届けられるよう、わたしがこの人生で経験してきたすべてを力に変えて、カフカと共に駆け抜けていく所存です! 何とぞ、よろしくお願いします」と意気込んでいる。

 カフカの会社の後輩で防衛隊員を志す市川レノを演じる加藤さんは「今から約3年前、『すごいマンガが始まった』と声優仲間に教えられ、彼らとカラオケに入り、スマホで録音しながら、夢中で声を当てて遊んだ日のことを鮮明に覚えています。その時、僕が勝手に声を当てていたのが市川レノでした。あの頃感じた以上のトキメキで、あの日の僕らに恥じぬよう、この度レノとして闘わせていただきます。そうして、より多くの方に『怪獣8号』という作品が届くきっかけの一助となれましたら幸いです。原作と併せてアニメの応援もどうかよろしくお願いいたします」と話している。

 カフカの幼なじみで現在は防衛隊のエースとして活躍する第3部隊隊長・亜白ミナを演じる瀬戸さんは「亜白ミナの声として、作品に関われることになり、とてもうれしく思います。現在はアフレコ前ですので、原作マンガを読み、亜白ミナを観察しながら、彼女の特徴をつかんでいきたいと思っているところです。アフレコ現場で生まれるものを大切に、収録に臨みたいと思っています。私も『怪獣8号』のファンの皆さまと同じくらいに、アニメーションとしてどのような形になっていくのか、期待が高まっています」とコメントを寄せている。

 「怪獣8号」は、2020年7月から「少年ジャンプ+」で連載中。怪獣が容赦なく日常を侵す怪獣大国・日本を舞台に、謎の生物に体を怪獣化された主人公・日比野カフカの活躍を描く。2021年に「次にくるマンガ大賞2021」のウェブマンガ部門の大賞に選ばれたことも話題になった。

 2021年8月には「少年ジャンプ+」史上最速で1億5000万閲覧数を突破し、累計閲覧数は4億7000万以上。2021年3月に発売されたコミックス第2巻で同アプリ史上最速の累計発行部数100万部を突破するなど人気を集めている。コミックスが第10巻まで発売されており、累計発行部数は1100万部以上。

 アニメは「攻殻機動隊」シリーズなどのProduction I.Gが制作し、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなどのスタジオカラーが“怪獣デザイン&ワークス”を担当する。

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