IKKO:きっかけはダウンタウンの番組 手が前に出て「緊張のあまり震えちゃった」 「どんだけ〜」誕生秘話を「徹子の部屋」で明かす  

「徹子の部屋」に出演したIKKOさん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演したIKKOさん=テレビ朝日提供

 美容家でタレントのIKKOさんが、7月20日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。自身の代名詞となった「どんだけ~」の誕生秘話を明かした。

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 黒柳さんが「本当に多忙になったきっかけの一つが『どんだけ~』ですけど、なんでこんなことやるようになったの?」と質問すると、IKKOさんは「41歳の時にちょうどテレビに出させていただくようになったんですね、密着がきっかけで。バラエティーを少しずつやらせていただくようになった」と回顧。

 しかし、準レギュラーを務めていたバラエティー番組のスタッフから「いつまでも笑ってばっかりじゃ駄目だ」と注意され、「オチも分からないし、何も分からなくて。どうしよう、どうしよう」と悩んでいた時期があったと明かした。

 そんな折、美容室を訪れたIKKOさんが「(話を)振られてもしゃべれないしね」と悩みを打ち明けると、美容師から「(新宿)二丁目で“組合員”の人たちが『どんだけ~』って言ってるからやればいいんじゃないですか。同じ組合員だから許してもらえるんじゃないですか」と助言をもらったという。IKKOさんは「私、意外と真面目で。『どんだけ、どんだけ、組合、組合、組合』っていうのが頭にいつの間にかこびりついた」と話した。

 ある時、IKKOさんがお笑いコンビ「ダウンタウン」の番組に出演すると、浜田雅功さんから「IKKOさん!」と声を掛けられた。慌てたIKKOさんは「自分の中では『どうしよう、どうしよう、どうしよう』が5秒から10秒ぐらいあったような感覚」だったと振り返り、「なんか分からないんですけど『どんだけ~!』って手が前に出て、緊張のあまり震えちゃったんですよね」と説明した。

 そのリアクションにスタジオ中が大ウケだったといい、IKKOさんは「なんか不思議なぐらい、次の日から人生が変わっていっちゃった」としみじみ語った。

 その後、「どんだけ~」は2007年の「新語・流行語大賞」にノミネートされるなど大流行。IKKOさんは「あっという間の16年」だったと話し、「よく『どんだけ~』ってあせていかないねって先輩たちがおっしゃってくれるんですけど、チョコプラさん(お笑いコンビ「チョコレートプラネット」)がまた復活させてくれてね。人生のみこしをまた担いでいただいて、ありがたかったなと思います」と感謝を口にした。

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