SAO:「GGO」テレビアニメ第2期制作 5年の時を経て“ピンクの悪魔”再び 楠木ともり歓喜

「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」のテレビアニメ第2期のティザービジュアル(c)2023 時雨沢恵一/KADOKAWA/GGO2 Project
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「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」のテレビアニメ第2期のティザービジュアル(c)2023 時雨沢恵一/KADOKAWA/GGO2 Project

 川原礫(れき)さんの人気ライトノベル「ソードアート・オンライン(SAO)」(電撃文庫)のスピンオフが原作のテレビアニメ「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン(GGO)」の第2期が制作されることが分かった。2018年4~7月に放送された第1期から約5年の時を経て、第2期の制作が発表された。“ピンクの悪魔”と呼ばれる主人公・レンが描かれたティザービジュアルと特報も公開された。

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 レン役の楠木ともりさんは「正直、もう2期はやらないんだろうな……と無意識に諦めていました。5年という時を経て、思い入れのあるキャラクターを再び演じることができるなんて、喜びもひとしおです。またみんなに会える幸せを胸に、暴れ回る“ピンクの悪魔”に挑ませていただきます。放送を楽しみにお待ちください」と喜んでいる。

 原作者の時雨沢恵一さんは「VR世界で空に祝砲を撃ち上げたいほどうれしく思います! 第1期の放送からもう5年って、ちょっと信じられないですけど、計算機使ったら合っていました。恐ろしい。再び動く&しゃべる&戦うレンたちの活躍がまた見られるのが、原作者だって楽しみでなりません。第1期に引き続き、出来うる限りの協力を惜しまぬ所存ですので、どうぞご期待ください!」と話している。

 原作のイラストを担当する黒星紅白さんは「『GGO』第2期! おめでとうございます! ありがとうございます! 第1期も毎週楽しみに視聴させていただいていたので本当にうれしいです! 続きってことは、あのエピソードのあのシーンがアニメ化されるの!? うそでしょ、すごいテンションが上がってきました! めちゃくちゃ楽しみにしております!」とコメントを寄せている。

 迫井政行監督は「第2期制作決定おめでとうございます! また監督を務めることができることを心からうれしく思います。5年前の制作していたときのテンションがありありとよみがえってきました。『楽しむ』がふんだんに詰め込まれた『GGO』の世界を、そしてレンたちの狂おしい奮闘をまた描けると思うと今からワクワクしています。さあ、やるぞー!」と意気込んでいる。

 シリーズ構成、脚本の黒田洋介さんは「ついに2期がきてしまったか……というのが、偽らざる気持ちでしょうか。『ガンゲイル・オンライン』は『面白い』、面白いけど『大変』なんです。第2期が決まる前から原作小説を読んで『このシーンどうしよう、人数が多すぎる』とか『区切りがいいのはここまでだけど、内容量が多すぎる』とか、マジで苦悶(くもん)していました。でも、脚本打ち合わせは前シーズン同様、原作者の時雨沢恵一先生が参加&監修してくれますし、『別に死ぬわけじゃないし』とガンゲイル気分で現場に飛び込みました。前シーズンでの経験があるので、原作とアニメ脚本のアジャストはかなり高まったと思います。進化した『ガンゲイル・オンライン』、どうぞお楽しみに」とコメント。

 キャラクターデザイン、総作画監督の小堺能夫さんは「久しぶりに再会することとなったレンやボスたち。当時は限られた中で力を出し切ったつもりでいましたが、今見返すと、よくもまぁこんなことまで描いてたなー! しかも鉛筆で!!と、過去の自分に感心するばかりです。今回も、あのときの自分はここまでやってたのか!と未来の私自身が驚くような、そんなフィルムになるように頑張っていこうと思っていますので、皆さん応援よろしくお願いいたします」と話している。

 「GGO」は、「キノの旅」の時雨沢さん作で、黒星紅白さんイラストのライトノベルで、「SAO」のテレビアニメ第2期にも登場したゲーム「ガンゲイル・オンライン」が舞台。女子大生・小比類巻香蓮が、“ピンクの悪魔”と呼ばれるレンとしてゲームの世界で戦う姿を描いている。

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