明日のナージャ:放送20周年記念で朗読劇「16歳の旅立ち」 小清水亜美、斎賀みつき再び 宍戸留美、一条和矢、高橋広樹も

「明日のナージャ」の朗読劇「アニメ20周年記念 朗読劇『明日のナージャ ~16歳の旅立ち~』」(c)東映アニメーション
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「明日のナージャ」の朗読劇「アニメ20周年記念 朗読劇『明日のナージャ ~16歳の旅立ち~』」(c)東映アニメーション

 2003~04年に放送されたテレビアニメ「明日のナージャ」の放送20周年を記念して、声優陣が再集結する朗読劇「アニメ20周年記念 朗読劇『明日のナージャ ~16歳の旅立ち~』」が9月30日、10月1日に浜離宮朝日ホール・小ホール(東京都中央区)で上演されることが分かった。ナージャ役の小清水亜美さん、フランシス&キース役の斎賀みつきさん、ローズマリー役の宍戸留美さん、ダンデライオン一座の団長ことゲオルグ役の一条和矢さんが再集結する。2017年に出版された、アニメ放送後のナージャたちを描いた小説「明日のナージャ 16歳の旅立ち」(講談社)を朗読劇用に再構成した特別編となり、小説のオリジナルキャラクターのピエール・デュポンを高橋広樹さんが演じる。アニメ20周年を記念したトークコーナーも楽しめる。

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 「明日のナージャ」キャラクターデザインの中澤一登さんが描き下ろしたイベントビジュアル、ピエール・デュポンのキャラクターデザインも公開された。ビジュアルには、ナージャ、フランシス、キース、ローズマリーが描かれている。

 小清水さんは「『明日のナージャ』オンエアから20年を迎えた今年。朗読劇という形で今一度演じる機会をいただけたこと、とてもありがたい気持ちと、ならではのプレッシャーを感じております。努力を続けた20年。それ故に失ってしまった“できないからこそ生まれた表現”。果たして……。当時小さなお友達だった皆様の心に届くお芝居を、今の自分として出来る限りでお届けできるよう頑張ります。16歳のナージャは一体どんな姿なのでしょうね! 今運命の扉が再び開く!」とコメント。

 斎賀さんは「まずは『もう20年も経ったのか!』と(笑い)。朗読劇で再びこの作品に触れ、皆さんにお届けすることができるという奇跡。ありがたく幸せな気持ちでいっぱいです。最終回の時から年月を経て、彼らがどのように成長しているのか、とても楽しみです。どのような展開になるのかワクワクしながら、懐かしくも新しい物語を皆さんと一緒に楽しめたらと思います。ぜひ、ナージャたちに会いにきてください!」と話している。

 宍戸さんは「『明日のナージャ』は私にとって、とても大切な作品なので、聞いた時はとてもうれしかったです。それと同時に、朗読劇であの世界観を表現すると聞いてびっくりしました。大好きなローズマリーを再び演じることができるので、私自身、うずうずしてます。みなさん楽しみにしておいてください」とコメントを寄せている。

 一条さんは「20周年おめでとうございます! 役者陣みんなでナージャ(小清水亜美さん)を盛り立てようと頑張ってたことを思い出します! え、また集まれるの? スゲー! ゲオルグ……ちょっと年食っちゃいましたが、当時を思い出して頑張りますよー!」と意気込んでいる。

 高橋さんは「また新しい役に出会い挑戦させていただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。『明日のナージャ』の世界観に入り込めるよう頑張りたいと思います。ファンの皆様にはもちろん、朗読をきっかけに初めて『明日のナージャ』に触れていただく方にも心ゆくまで楽しんでいただけますよう精いっぱい努めさせていただきますので、何とぞよろしくお願いいたします」と語っている。

 同作は、20世紀初頭のヨーロッパを舞台に、孤児院で育った主人公・ナージャが、「お母さんは生きているかも知れない」と告げられ、旅芸人一座・ダンデライオンの一員として世界各国を巡りながら、日記帳に記された母を知る人々を訪ねていく……というストーリー。

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