ラストマン-全盲の捜査官-:人気料理系インフルエンサー“カナカナ”の正体に涙「真相に号泣」「背景がめちゃめちゃ切ない」(ネタバレあり)

連続ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」第5話の一場面(C)TBS
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連続ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」第5話の一場面(C)TBS

 福山雅治さん主演の連続ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」の第5話がTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠で5月21日に放送され、料理系インフルエンサーの殺人事件が発生し、捜査の過程で顔を見せない人気トップのインフルエンサー、カナカナが登場。後半で正体が明かされ、視聴者が「真相に号泣」「背景がめちゃめちゃ切ない」といったコメントが上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 黒岩勉さんが脚本を担当。全盲の人たらしFBI特別捜査官・皆実広見(福山さん)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない刑事・護道心太朗(大泉洋さん)がバディーを組んで難事件に挑む痛快バディードラマ。

 第5話は、インフルエンサーを狙った空き巣や強盗被害が相次ぎ、皆実は京吾(上川隆也さん)に、警察庁からのトップダウンで広域捜査の協力態勢を、と依頼する。

 その矢先、人気料理系インフルエンサーのナオン(わたなべ麻衣さん)が自宅で殺される。皆実と心太朗が現場へ行くと、遺体は既に運び出され、テーブルには華やかな料理が並んでいた。皆実はその料理に違和感を覚える。

 皆実と心太朗は、ナオンのマネジメント事務所を訪れ、他の料理系インフルエンサーにも話を聞くことに。しかし、皆実は料理に舌鼓を打つだけで、なかなか捜査の進展が見えず、心太朗は焦る。

 そんな中、同じ事務所に所属する人気料理系インフルエンサーの青嶌(高梨臨さん)が暴行を受けて……と展開した。

 実はナオンを殺害したのは同じ料理系インフルエンサーの青嶌だった。青嶌は自分で料理を作っていないナオンの人気をねたみ、殺したという。その後、ナオンのフォロワー数が伸びたのを見て、自分を襲わせていた。

 聞き込みのため、皆実と心太朗がカナカナの家を訪れた際、応対した娘の中道雲母(平澤宏々路さん)が実はカナカナ本人だった。雲母は、シングルマザーとして毎日お弁当を作ってくれていた母が家を出てしまい、母が見ているかもしれないと毎日お弁当を自分で作ってアップしていたという。

 「うそをついてごめんなさい」という雲母に、皆実は「仮にそこにうそがあったとしても、誰も傷つかず、みんなが幸せになれるうそなら私はいいと思うんです」といい、「だからあなたも最高の映えを狙ってください。あなたのお弁当を大勢の人が待ってますよ」とエールを送る。

 SNSでは「真相に号泣」「背景がめちゃめちゃ切ない」「カナカナさんがまさかの! お母さんを思いながら作っていたなんて……」「皆実捜査官からの娘さんへの言葉にジーンときた」といった声があったほか、「まんまとひっかかった」と雲母と一緒に応対した弁護士の小久保桃子(お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さん)がカナカナだと思ったという視聴者の声もあった。

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