松下奈緒:「大奥」Season2で田沼意次に 「とてもビックリ」

「ドラマ10『大奥』」Season2に出演する松下奈緒さん
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「ドラマ10『大奥』」Season2に出演する松下奈緒さん

 俳優の松下奈緒さんが、NHKの「ドラマ10」枠(火曜午後10時)で2023年秋に放送される「大奥」Season2に出演することが5月11日、分かった。松下さんは江戸幕府の10代将軍・徳川家治の時代に老中となる田沼意次を演じる。Season1では、16歳の當真あみさんが、龍(後の田沼意次)を演じていた。

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 田沼意次は。9代将軍の家重の小姓から出世を果たし、家治の時代に老中に。8代将軍の吉宗(冨永愛さん)の遺志を継ぎ、大奥に蘭方医を集めて「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」の撲滅へと動く。機知に富んだ振る舞いと鋭く時代を読んだ独自の手腕で絶大な支持を得るが、同時にさまざまな陰謀に左右され反発が生まれていく……という役どころ。

 松下さんは「原作、そしてシーズン1も楽しく拝見していましたので、シーズン2に参加させていただけてとてもうれしいです。田沼意次はどなたが演じるんだろうなぁと思っていましたら、このような機会をいただきとてもビックリしましたが、皆様が思う田沼意次像を大事に、私なりに演じたいと思います。多くの皆様にご覧いただけますとうれしいです」とコメントした。

 ドラマは、若い男性のみに感染する奇病の影響で、男性の人口が女性の4分の1に激減した江戸時代が舞台。将軍職は女性へと引き継がれ、「美男3000人」と称される男の世界になった大奥が描かれる。

 今年1月期に放送されたSeason1では、3代将軍・徳川家光から8代将軍の吉宗までをドラマ化。Season2では、吉宗の遺志を継ぎ、若き医師たちが「赤面疱瘡」撲滅に向けて立ち上がる物語から、江戸城無血開城のために奔走した大政奉還までの物語を映像化する。

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