ペンディングトレイン:“直哉”山田裕貴&“優斗”赤楚衛二のかけあいに注目 ドラマPに聞く第3話の見どころ「テーマは転換」

連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」第3話の一場面(C)TBS
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連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」第3話の一場面(C)TBS

 俳優の山田裕貴さん主演の連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(TBS系、金曜午後10時)の第3話が、5月5日に放送される。同じ電車に乗り合わせた乗客たちが突然、未来の荒廃した世界へ車両ごとワープ。水も食料も無い極限下で懸命に生き、元の世界へ戻ろうとする姿を描く。第3話放送を前に、ドラマを手がける宮崎真佐子プロデューサーに見どころを聞いた。

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 ドラマは、「恋はつづくよどこまでも」「着飾る恋には理由があって」(共にTBS系)などを手がけた脚本家・金子ありささんのオリジナル作品。

 第3話では、直哉(山田さん)たちが水源を見つけて飲み水が確保できたことで、乗客たちに少しの希望が見えたかに思われた矢先、直哉の美容師道具のハサミが入ったバッグが田中(杉本哲太さん)によって持ち去られる。田中は、帽子を被った怪しい人物を目撃し、護身用としてハサミを持ち出したのだと言う。しかし、直哉は、そんな田中の言い分を信じられず、バッグをなくされたことにいら立つ。

 一方、優斗(赤楚衛二さん)たちは食料を調達しに向かうが突如、紗枝(上白石萌歌さん)の身にある異変が生じて……。さらに、佳代子(松雪泰子さん)はここで生きていく希望を失いかけていて……と展開する。

 宮崎プロデューサーによると、第3話のテーマは「転換」。「それは乗客たちの関係性もそうですし、まさに直哉と優斗の関係性も変わる転換の回です。3話でのある出来事をきっかけに、直哉と優斗の関係性は変わり、“バディー”と言えるような関係になっていきます」と説明。「最後の2人の掛け合いのシーンは、思わずうるうるしてしまうこと間違い無しです」とアピールする。

 松雪さん演じる佳代子が変わる回でもあるといい、「そのシーンは20人ほどの乗客の人たちとのシーンなんですが、松雪さんのお芝居によって、まさにその場にいる1人1人が自分の生きる意味を考えるようなドキュメンタリーのようなシーンになりました」と話す。また、「このドラマのテーマの一つである、こんな環境でも人は助け合えるということを描いたシーンでもあり、見てる方に伝わってほしいなと思っています」と視聴者に呼びかけた。

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