「岳」などで知られる石塚真一さんのジャズをテーマにしたマンガが原作の劇場版アニメ「BLUE GIANT」(立川譲監督)の興行収入が10億円を突破したことが分かった。観客動員数は約69万人を記録するなどヒットしている。ヒットを記念し、アニメを制作したスタジオNUTによる描き下ろしの新ビジュアルが公開された。宮本大らの躍動感あふれる演奏シーンが描かれている。
ウナギノボリ
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「BLUE GIANT」は、ジャズの魅力にとりつかれた宮本大が、世界一のジャズプレーヤーを目指す姿を描いている。2013年に「ビッグコミック」(小学館)で連載をスタートした。2016~20年にヨーロッパ編「BLUE GIANT SUPREME」が連載され、2020年から新シリーズのアメリカ編「BLUE GIANT EXPLORER」を連載中。2017年に「第62回『小学館漫画賞』」(一般向け部門)、「第20回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門大賞を受賞した。コミックスの累計発行部数は1100万部以上。
アニメは「名探偵コナン ゼロの執行人」「モブサイコ100」などの立川さんが監督を務め、「幼女戦記」などのNUTが制作。ピアニストの上原ひろみさんが音楽を担当した。俳優の山田裕貴さんが宮本大の声優を務め、間宮祥太朗さんが、すご腕のピアニスト・沢辺雪祈(さわべ・ゆきのり)、岡山天音さんが、大に感化されてドラムを始めた玉田俊二をそれぞれ演じた。2月17日に公開された。
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