杉野遥亮:草なぎ剛との共演は「ぜいたく」 「罠の戦争」最終話は「ほろっと、スカッと」

連続ドラマ「罠の戦争」で蛯沢眞人を演じている杉野遥亮さん
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連続ドラマ「罠の戦争」で蛯沢眞人を演じている杉野遥亮さん

 草なぎ剛さん主演の連続ドラマ「罠(わな)の戦争」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)。27日に最終話が放送されるのを前に、鷲津亨(草なぎさん)の私設秘書・蛯沢眞人を演じている杉野遥亮さんが、草なぎさんとの共演、眞人の結末についてのヒントを明かした。

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 ドラマは、愛する家族を傷つけられた国会議員秘書・鷲津亨(草なぎさん)が知略を巡らし、悪徳政治家の失脚をもくろむ政治エンターテインメント。脚本家・後藤法子さんのオリジナル作で、草なぎさん主演の「銭の戦争」(2015年1月期)、「嘘(うそ)の戦争」(2017年1月期)に続く6年ぶりの「戦争シリーズ」だ。

 杉野さんが演じる眞人は、自身の兄が過労死したのは陳情をまともに聞いてくれなかった犬飼孝介(本田博太郎さん)のせいだと思い、犬飼に接近。その後、犬飼は失脚したが、兄の陳情を聞いたのは秘書の鷲津で、何の対応もしなかったことが明らかになる。眞人はその事実を知り、国会議員に当選し権力のとりこになった鷲津に復讐(ふくしゅう)することを決意する。

 草なぎさんとの共演について、杉野さんは「ありがたい経験だと思いました。ぜいたくだし、なんとか頑張りたいとずっと思っていました」と振り返る。

 演技面では「草なぎさんのオーラに引っ張られた感覚でした」と語り、「草なぎさんが積み重ねてきたものと比べたらまだまだだと痛感しました。草なぎさんには温かい言葉をかけていただきましたし、一緒にお芝居して楽しいなと思いました。そういう先輩と出会えて良かったです」と笑顔を見せた。

 「最終話以降、眞人にどう生きてほしいか」という問いには、「眞人は自分の意見を持っていて、自分の軸がしっかりあったと思います。最終話で描かれているところもありますが、眞人は大丈夫だろうと思っているところもあります」と説明し、鷲津と同じ復讐の道をたどる可能性は低いと示唆した。

 「罠の戦争」への出演で自身が得たものを聞くと、「本当は悔しいんです。もっとできたと思っていて。今回先輩たちとご一緒できたのは財産になりましたし、もし次があったらもっと頑張りたい」と意欲を語る。

 いよいよ迎える最終話は「眞人の感情に決着がつくと思います。あと、井川遥さんが演じる可南子さんがすてきだなと。ほろっとしたりスカッとする最終話になっていると思います」とアピールした。

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