NHKの高瀬耕造アナウンサーと小山径アナウンサーが3月22日、4月に着任するにあたってNHK大阪放送局(大阪市中央区)で会見した。新潟市出身の小山アナは、「関西に住むのは初めて。関西とのご縁としては『ドカベン』で有名な新潟明訓高校の出身で、(1991年に)甲子園に出場したときに応援に来ました。まっさらな気持ちで、一から関西の魅力を探っていきたい」と語った。
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その阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)について、高瀬アナは「中学生のときに初めてデートしたのが甲子園でした」と明かした。兵庫県加古川市出身の高瀬アナは、関西弁については、「私の場合、播州弁なんですね。やりとりしている中で自然に出てくる部分はある」というが、「アナウンサーで訓練を受けてしまうと、わざとらしくなる場合も。親もテレビに出ている息子を見慣れていて、(自分がしゃべる)関西弁に違和感を覚えている」といい、「むしろツッコんでいただけたら」と話していた。
現在、東京勤務の高瀬アナは、4月1日付けで大阪局に着任。「ニュース きん5時」(金曜午後5時、総合)、「列島ニュース」(月~金曜午後1時5分、総合)などを担当する。
小山アナは同じく東京から4月に着任し、「ほっと関西」(月~金曜午後6時、総合・関西地区)のキャスターなどを務める。同じく長崎局から4月に着任する嶋田ココアナウンサーも「ほっと関西」に出演する。
25歳の嶋田アナについて、46歳の小山アナは「20歳、年が離れているコンビ。これだけ離れている(人と組む)のは初めてです」と言いつつ、「落ち着きがあって、きっと10年以内に紅白(歌合戦)の司会をやっている気がする。それくらい楽しみな人」と印象を語り、「私の方が若い人から教えてもらうことが多い。世代を超えて、多様なぬくもりのある、1時間の番組を毎日築き上げていきたい」と抱負を語った。
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