罠の戦争:“鴨井大臣”片平なぎさが議員辞職 視聴者は驚きも「根は誠実」「まだ人の心を」

連続ドラマ「罠の戦争」第8話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「罠の戦争」第8話の一場面=カンテレ提供

 草なぎ剛さんが主演を務める連続ドラマ「罠(わな)の戦争」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第8話が3月6日、放送された。同話では、厚生労働大臣の鴨井(片平なぎささん)が、緊急会見を開き、その内容に視聴者から驚きの声が上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、愛する家族を傷つけられた国会議員秘書・鷲津亨(草なぎさん)が知略を巡らし、悪徳政治家の失脚をもくろむ政治エンターテインメント。

 第7話(2月27日放送)では、鴨井は鷲津に対して「息子を告発したいならどうぞ。彼はもう25、立派は大人。私とは別の人格ですから。こんなことぐらいで、私は潰れない」と息子の文哉(味方良介さん)を切り捨て、総理大臣を目指すことを宣言した。

 ところが第8話では、文哉が泰生(白鳥晴都さん)を突き落としたことを深く後悔し、警察に出頭することを決断。さらに、鴨井に対しても「誰よりも知ってる。母さんが大変だったこと」と母が総理大臣を目指すことを応援していたことが明らかになった。

 そんな息子の思いを知った鴨井は、記者会見を開き、泰生を突き落とした人物が自身の息子だったことを告白する。記者の熊谷(宮澤エマさん)が「大臣が警察に圧力を?」と質問すると、鴨井は「近しい人に相談しました。その方から、誰かに頼んでいただいた可能性は否定できません」と裏に鶴巻(岸部一徳さん)がいることを示唆した。

 そして、「国民の皆様の信頼を裏切る形になってしまいました。本当に申し訳ございませんでした」と厚生労働大臣、議員の職も辞することを伝えた。

 SNSでは「鴨井大臣、やはり根は誠実な方で良かった」「鴨井大臣の母としての心情に胸が痛くなり涙が止まらなかった」「鴨井大臣。ちゃんと母親だった」「鴨井大臣はまだ人の心を持っていた。真っ黒のまま終わらなくてホッとした」といったコメントが寄せられている。

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