「第46回日本アカデミー賞」の新人俳優賞受賞者の撮り下ろしビジュアルが2月15日、公開された。小野花梨さん、菊池日菜子さん、生見愛瑠さん、福本莉子さん、「Hey! Say! JUMP」の有岡大貴さん、番家一路さん、「SixTONES」の松村北斗さん、「Snow Man」の目黒蓮さんが並んでいる。
ウナギノボリ
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新人俳優賞受賞者の撮り下ろし企画「NEW CINEMA FACE」は、第35回日本アカデミー賞(2011年)から始まった。今回のビジュアルは、2月23日~3月16日にRAYARD MIYASHITA PARK(東京都渋谷区)で展示される。
「自分にとって『映画』とは? 10年後、20年後の自分像は?」という質問に対するコメントと、受賞作品は以下の通り。
私にとって映画は敵であり味方ですね。自分を生かしているという意味では大きな味方だけど、その中で私は戦っていかなければならないですし、長くこのお仕事をしたいのなら評価され続けなければいけないというシビアさもある。どこかで誰かに求められていなくてはできないお仕事ですから。10年後、20年後も誰かに求めていただけるような存在でいられたらなと思います。
知らない世界を教えてくれるのが映画だと思います。自分のコミュニティーの中だけで得られる知識や考えは、どうしても偏ってしまう部分があって、そういった部分を壊してくれるのが映画だと思っています。今後は感情を放出すること、演じること、表現することを楽しみながら俳優として生きていけたらいいなと。それを叶えるためにも今、もっともっと頑張ろうと思います。
どれだけ眠くても、夜ふかししてしまうほど映画を見る時間は、ぜいたくだなって思っています。普段生きていたら感じない感情に引きずられたり、自分にない価値観を知ることができて、すごく勉強になるし、面白いです。10年後、20年後、その時やりたいことが何かはわからないですけど、物を作ることがすごく好きなので、たくさん経験を積んで何かを作っていたらいいなって思っています。
日常では体験できないことを、スクリーンを通して体験できるところが映画の魅力だと思っています。行き詰まっている時に背中を押してもらったり、生きる上でのヒントがすごく詰まっている。将来的にもこのお仕事は続けられたらいいですね。この賞をきっかけに、いろんな作品、役、自分に出会って、お仕事じゃないところでもいろんなものを学んで、発見して、人として成長していけたらと思います。
いろんなことの源みたいな感じです。普段はグループで活動させてもらっていて、ライブもそうですが、日々インプットが必要だと感じていて。そんなときに劇場で映画を見ることでインスピレーションや刺激を受けて、本当に助けられています。この先も変わらず映画に触れていたいですし、もし俳優として呼んでいただけることがあるのならば、この賞に恥じないお芝居ができたらと思います。
映画に出ている人はすごいなと思っていたので「サバカン SABAKAN」に出て、自分が映画の中にいるんだって考えたら不思議な気持ちになりました。またぜひやりたいです。10年後、20年後も俳優業を続けているか、他の道に進むかはわからないけど、楽しんでいてほしいと思います。ほかの道は……お金持ちになりたいというか、楽しく生きていきたいので社長とか!? になりたいです。
映画は見に行こうと思わないと見られないけど、そういう意味で価値のある物を作って、受け取ってもらおうとする熱量みたいなものを感じます。僕を選んでくれた方に「やっぱりあの時、俺、私、間違ってなかったな、先見の明があったな」と思ってもらえるような10年後、20年後でありたいし、映画に憧れみたいなものがあるので、お芝居は「頼むからやめてくれ」って言われるまで挑戦したいですね。
映画は、あしたも頑張ろうと思えるような、その先の人生になにか影響するような、不思議なパワーのあるエンターテインメントだと思っています。自分が出た作品も誰かを励ますことができたらうれしいです。一回きりの人生なので、10年先も、20年先も悔いのない、少しでも楽しい時間が増えるような生き方ができていたらいいなと思います。
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