バンダイスピリッツ:ぬいぐるみメーカー・サンライズを子会社化 バンダイナムコヌイ誕生へ

 バンダイナムコグループのBANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)が、ぬいぐるみなどを企画、製造、販売するサンライズの全株式を取得し、子会社化したことが12月20日、分かった。子会社化に伴い、代表者などを変更し、2023年4月1日付で社名をバンダイナムコヌイに変更する。

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 サンライズは、バンダイナムコグループの取引メーカーで、1975年の創業以来、ぬいぐるみを中心とした商品を展開してきた。バンダイスピリッツは、子会社化を通じて、開発、生産機能を強化し、ぬいぐるみを中心とした事業領域を拡大する。

 サンライズの前代表取締役社長の高橋広将さんは「1975年に創業した株式会社サンライズは、これまで数多くのぬいぐるみを世の中に送り出し、お客さまにそのぬくもりを伝えてきました。これからバンダイスピリッツと協業することで、さらに多くのお客さまにぬいぐるみの素晴らしさをお届けできるものと確信しております。私自身は顧問として、サンライズの引き続きの発展を支援して参ります」とコメント。

 バンダイスピリッツの宇田川南欧代表取締役社長は「長年にわたりぬいぐるみ事業に携わってきたサンライズ社を、当社グループに迎えられることを大変うれしく思います。サンライズが培ってきた知見、ノウハウを生かし、また両社の強みを掛け合わせることで、日本はもちろん世界中のファンの皆さまにお楽しみいただける魅力的な商品・サービスを提供して参ります」と話している。

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