霊媒探偵・城塚翡翠:「霊媒探偵」ってそういうこと!? “翡翠”清原果耶の正体が明らかに(ネタバレあり)

連続ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」最終話の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」最終話の一場面=日本テレビ提供

 女優の清原果耶さん主演の連続ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠(じょうづか・ひすい)」(日本テレビ系、日曜午後10時半)の最終話(第5話)が11月13日に放送された。これまで霊視能力により数々の事件を解決してきた主人公・城塚翡翠(清原さん)にまつわる真実が明らかになり、視聴者から驚きの声が多く上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 原作は、相沢沙呼さんの人気小説「medium 霊媒探偵城塚翡翠」(講談社文庫)。霊視により事件の犯人を特定できるヒロインの翡翠が霊視能力を駆使し、難事件を解決に導く。

 最終話では、翡翠の霊視により、9人の若い女性たちの命を奪った連続殺人犯「透明な悪魔」の正体が警部の鐘場正和(及川光博さん)だと聞いた推理作家・香月史郎(瀬戸康史さん)は、鐘場を捕らえるための作戦を計画して……という展開だった。

 予告映像では、「前代未聞の最終話予告!」として、「あなたは騙(だま)されている」「すべての伏線ついに回収」といったテロップが入り、SNSでは「最終話……だと? えっ?どゆこと?」「『霊媒探偵・城塚翡翠』は本当に第5話が最終話なの?」など話題を呼んでいた。

 自身の別荘に翡翠を招き入れた香月。透明な悪魔の正体は香月だったのだ。そして、刃物で脅し、連続殺人を犯すきっかけとなった亡き義理の姉の降霊を要求する。

 すると突然、翡翠は不気味に笑い始め「私が本物の霊媒だってずっと信じていらしたんですか? 降霊なんて、そんなのできるわけないでしょ。だって、私はインチキ霊媒師ですよ」と告白する。

 香月は、翡翠が霊視のできる存在だと思い込んでいたが、翡翠は、ただ自身の鋭い観察力と推理力を事件捜査に駆使していたにすぎなかった。透明な悪魔についても、翡翠は犯人を「捜査関係者の近く」とにらみ、香月をマークしていたのだ。

 過去の事件で犯人を導き出した論理を次々と明かす翡翠に、SNSでは「霊媒探偵ってそういうこと!?」「“霊媒”ではなく”天才”探偵だったのか」「優秀な名探偵じゃん」「翡翠ちゃん、しゃべる量が完全に相棒の杉下右京」といったコメントが並んだ。

 態度をひょう変させる翡翠を演じた清原さんについては「演技と長ぜりふがすごすぎて鳥肌」「演技に引き込まれた」「本性を現した清原果耶が魅力的すぎる」「これまでの4話は、清原果耶の演技の演技を見せられていたわけか」などと称賛の声が上がった。

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