松村北斗:オーディション前に神木隆之介に相談 「チートかなと思ったけど」 「すずめの戸締まり」舞台あいさつ

劇場版アニメ「すずめの戸締まり」の舞台あいさつに登場した「SixTONES」の松村北斗さん
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劇場版アニメ「すずめの戸締まり」の舞台あいさつに登場した「SixTONES」の松村北斗さん

 人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さんが10月25日、東京都内で行われた、新海誠監督の新作劇場版アニメ「すずめの戸締まり」(11月11日公開)の完成披露試写会後の舞台あいさつに登場。舞台あいさつでは、松村さんが声を演じる“閉じ師”の宗像草太の友人・芹澤朋也を神木隆之介さんが演じることが明かされ、松村さんは「『コツとなるヒントありませんか』とオーディション前に聞きましたね」と神木さんに相談していたことを告白。神木さんは新海監督の大ヒット作「君の名は。」(2016年)で主人公・立花瀧を演じているため、新海監督から「神木君に聞く、というのは、結構答えを知ることに近いですよね」と突っ込まれると、松村さんは「ちょっとチートかなと思ったんですけど……」と笑いながら語った。

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 舞台あいさつでは、新海監督が神木さんの起用についてトークを展開。新海監督は「神木君にオファーを出したら『僕は芹澤じゃないと思います』と一回断られたんです、実は。あれだけ出たいと言っていたのに(笑い)」と神木さんに断られていたというエピソードを披露。ただ、「(神木さんに)お話を聞いたら『このキャラクターは自分ではないような気がしますし、瀧を芹澤で上書きしてしまったらよくないんじゃないか』と。ただ、聞いた人が一見『神木君じゃないんじゃないか』と聞こえるキャラクターになれば、それが芹澤にとって一番いいんじゃないか、そういうことができれば幸せなんじゃないか、ともう一度お願いして。最後はご快諾いただいた」と裏話を明かし、「今振り返れば神木君以外は、芹澤はありえなかったなと思いますけどね」と笑顔をみせた。

 「すずめの戸締まり」は、「君の名は。」(2016年)、「天気の子」(2019年)で知られる新海監督の新作。日本各地の廃虚を舞台に、災いのもととなる“扉”を閉める旅をする少女・すずめの解放と成長を描く。原菜乃華さんがすずめを演じ、松村さんが“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする“閉じ師”の宗像草太役として出演する。

 この日の完成披露試写会には、約5000人の観客が参加。舞台あいさつには原さん、染谷将太さん、伊藤沙莉さん、花瀬琴音さん、「RADWIMPS」の野田洋次郎さん、新海監督も出席した。

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