ファーストペンギン!:暴言吐いた“片岡”堤真一を見放す“和佳”奈緒 “胸熱”ラストに感動の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「ファーストペンギン!」第3話の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「ファーストペンギン!」第3話の一場面=日本テレビ提供

 女優の奈緒さん主演の連続ドラマ「ファーストペンギン!」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第3話が10月19日に放送された。主人公のシングルマザー・岩崎和佳(のどか、奈緒さん)が、漁船団「さんし船団丸」の社長・片岡洋(堤真一さん)に暴言を浴びせられ、漁船団の事務所を出て行くシーンが描かれた。その後、ラストにかけて“胸熱”な展開となり、視聴者から「泣かせてくれるじゃん」「こんなに感動すると思わんかった」という声が上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、和佳が経営難に苦しむ漁師たちと出会い、古い常識や慣習を次々に打ち破りながら漁船団を立て直す姿を描く。山口県萩市で20代ながら、既成の漁業の在り方にこだわらず、漁師たちが捕った魚を市場を通さず自ら直接販売する「6次産業化」を実現した坪内知佳さんがモデルだ。

 第3話では、魚の直販業「お魚ボックス」の注文を増やすため、和佳が東京都内の飲食店へ営業に向かう。

 和佳が東京との往復を繰り返す多忙な日々を送る中、漁港では漁協組合長・杉浦久光(梅沢富美男さん)が吹聴した「和佳は詐欺師」といううわさが広まる。

 和佳の一人息子・進の誕生日にも東京に出かけた和佳は帰ってこず、片岡が何度電話をかけてもつながらない……という展開だった。

 翌朝、和佳が戻ってくると、片岡は和佳に横領の疑いをかけたり、進の育て方をめぐり暴言を浴びせたりして和佳を突き放す。片岡に信用されず、怒りとむなしさをにじませる和佳は「私は子育てに専念するんで、後は皆さんでよろしくお願いします」と、進と共に漁船団の事務所を後にする。

 そこへ、和佳の営業先である都内の料理店の大将から、事務所に連絡が入る。大将いわく、和佳は一人の客として店の料理をたらふく食べてから営業をかける方法を取っていたため、食べすぎで急性腎障害を患い、店内で倒れ、病院に搬送されていたのだ。

 さらに、和佳が営業で使うノートには店の情報がびっしり書き込まれており、和佳の苦労を知った片岡は改心し、他の漁師たちと共に和佳の後を追う。

 片岡は和佳に「疑ってすまんかった」と謝罪した上で、「社長になってくれんか」と提案し「わしら、あんたについてく」と宣言。漁師たちが頭を下げる姿に心を動かされた和佳は、片岡に代わって社長に就任し、皆の心は一つになった。

 この展開に、SNSでは「やっと心が通じ合ったね」「やっと一致団結」「真剣な思いは人の心を動かすんやね」といったコメントが並んだ。

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