キングダム2:釜山国際映画祭で上映 韓国のファンから大きな拍手「見て後悔しない映画」

ビデオメッセージを寄せた山崎賢人さん(C)原泰久/集英社(C)2022 映画「キングダム」製作委員会
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ビデオメッセージを寄せた山崎賢人さん(C)原泰久/集英社(C)2022 映画「キングダム」製作委員会

 俳優の山崎賢人さんが主演の映画「キングダム2 遥かなる大地へ」(佐藤信介監督)が、韓国の釜山で開催中の「第27回釜山国際映画祭」のオープンシネマ部門に選出された。釜山市内で10月11日に行われた舞台あいさつに佐藤監督が出席。山崎さんも動画でメッセージを寄せた。

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 佐藤監督は、韓国のファンに向け、2019年に公開されたパート1を解説。「信(山崎さん)は、大将軍になりたいという思いがあり、それを目指して、初めて本当の戦に挑んでいく姿を描いています」と、パート2の見どころを語った。

 山崎さんは「アニョハセヨ」(こんにちは)と韓国語であいさつ。続けて「キングダムの魅力の一つは熱量。僕が演じた信はまっすぐ物事を伝えたり、行動で示したり、僕自身も信と一緒に成長した部分がたくさんあります。この作品は監督、キャスト、スタッフ、みんなで熱量を込めて作り上げました。海を越えてキングダムの熱量が海外の方たちにも伝わったら良いなと思っています」と語り、会場から大きな拍手がわき起こった。

 韓国の20代女性は「信が馬と駆け抜ける戦闘シーンがかっこよかった! 戦友の絆に心を動かされました」と感激。20代男性も「原作からの大ファンで映画を楽しみにしていました。実写版を大画面で見られて大満足です。見て後悔しない映画です!」と述べた。

 「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の原泰久さんの人気マンガの「キングダム」は、2006年に連載を開始。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す戦災孤児として育った信と、後に「秦の始皇帝」となる秦王・エイ政たちの活躍を描いている。

 「キングダム2 遥かなる大地へ」では、秦と魏による「蛇甘平原の戦い」で、信が初陣に挑む姿が描かれている。原作の人気キャラクターの羌カイ(きょうかい)が初登場し、清野菜名さんが演じることでも話題になった。

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