黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(月~土曜午前8時ほか)が9月30日に最終回(第125回)を迎えた。“ニーニー”こと賢秀(竜星涼さん)の“暴走”ぶりに、視聴者から「ニーニーは最後までハチャメチャだった」「ニーニーは最後までニーニーだったなw」といった声が相次いだ。
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同回は、末っ子・歌子(上白石萌歌さん)の体調の急変に、千葉から慌てて駆けつける賢秀の姿から始まった。タクシーが病院に到着すると、賢秀は料金も支払わずに飛び出していく。驚いた運転手(ゴリさん)が「お客さん、お金!」と声をかけると、賢秀は「要らん!」と走っていく。運転手は「ちょ、ちょ、何を言ってるんですか!」と賢秀を追う。賢秀はそのまま歌子の病室に向かったため、ロビーにいた和彦(宮沢氷魚さん)が料金を立て替えた。
しかし、その後、歌子の回復を祈りに海へと向かうため、賢秀はまだ病院内にいた運転手を捕まえ、「もう一回乗せてちょうだい!」。そして海では、海の向こう「ニライカナイ」の亡き父・賢三(大森南朋さん)への呼び掛けに、運転手にも「お前もやれ!」と“強制参加”させて、一緒に「おとーちゃーん!」と叫んだ。
一獲千金を夢見がちで、投資詐欺や「ねずみ講」などに乗り、家族に迷惑をかけてきたトラブルメーカー・賢秀。心を入れ替えて、千葉の猪野養豚で「真面目に地道にコツコツ生きていく」決心をし、清恵(佐津川愛美さん)というベストパートナーも得て更生の道を歩んでいたが、最終回でも無賃乗車を起こしてしまった。
ただ、一気に時が流れ「202X(令和X年)」になった同回のラストでは、ナレーションで「賢秀は、清恵と共に猪野養豚で地道にコツコツ豚を育て続け、昔、家族に借りたお金はすべて倍にして返し終わりました」と紹介されており、無事人生の“挽回”には成功したようだった。
SNSでは「最後までトリックスターだったニーニー最高」「ニーニーは本当にイラつく、ムカつく奴だったけど、最後までブレずに演じきった竜星涼はすごいと思った」「破天荒すぎる二ー二ーにハラハラさせられることもあったけど、賢秀というキャラを一貫して、演じきった竜星涼に拍手」といった声も上がっていた。
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