注目ドラマ紹介:「さよならの向う側」 上川隆也が現世とあの世のはざまで迎える“案内人”に

俳優の上川隆也さん主演のオムニバスドラマ「さよならの向う側」第1話の一場面(C)清水晴木・マイクロマガジン社/ytv
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俳優の上川隆也さん主演のオムニバスドラマ「さよならの向う側」第1話の一場面(C)清水晴木・マイクロマガジン社/ytv

 俳優の上川隆也さん主演の4週連続オムニバスドラマ「さよならの向う側」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)と、飯尾和樹さんと莉子さんが案内役の5分間ショートドラマ「5分後に意外な結末」(同深夜0時29分)が9月22日に始まる。

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 「さよなら……」の原作は清水晴木さんの同名小説(マイクロマガジン社)、人間ドラマの旗手・水橋文美江さんの脚本だ。現世とあの世のはざま「さよならの向う側」の案内人(上川さん)が不慮の死に戸惑う人々を迎える。最後の24時間に寄り添う物語を描く。

 第1話は……中学教師の桜庭彩子(貫地谷しほりさん)が目覚めると、男(上川さん)が立っていた。男は、不思議な空間が広がるここ「さよならの向う側」の「案内人」と言う。

 その言葉を受け、自分が死んでしまったのを思い出した彩子は「まさか自分がこんな形で死んじゃうなんて、思ってもみなかった」と漏らす。「さよなら……」に来た人は、現世の人と24時間限定でもう一度会えるといい、案内人は「最後に会いたい人はいますか?」と彩子に問う。

 即座に息子の優太(小林篤弘さん)や夫・宏隆(米本学仁さん)の顔を思い浮かべた彩子。だが、案内人は「会えるのは、あなたの死をまだ知らない人だけです」と告げる。

 それで彩子が向かったのは、恩師・石橋信良宅。娘の恵(新川優愛さん)が出迎えてくれたが、信良は約2年前に亡くなっていて……。

 「5分後……」の原作は桃戸ハルさん編著「5分後に意外な結末 ベストセレクション」シリーズ(講談社文庫)、国内外の短編集「5分後に意外な結末」シリーズ(学研プラス)。

 初回は……伊賀稲高校の国語教師・結島末吉(飯尾さん)の元を生徒の五分市りさ(莉子さん)が訪ねてくる。授業中に没収されたスマホを戻してもらうためだった。「授業中、5分で見終わるドラマを見ていた」と言う。結島は半信半疑だが、一緒にドラマ「5分後に意外な結末」を見て……。

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