野沢雅子:「MEGA BIG」新CM出演 メーキングで“18歳”の頃の写真も 先輩のスリッパ燃やした劇団時代

「MEGA BIG」の新CM「非公式キャラクター」編のメーキング映像で公開された野沢雅子さんの写真
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「MEGA BIG」の新CM「非公式キャラクター」編のメーキング映像で公開された野沢雅子さんの写真

 声優の野沢雅子さんが、女優の石田ゆり子さんが出演するスポーツくじ「MEGA BIG(メガビッグ)」のCMシリーズの新作「非公式キャラクター」編に出演することが分かった。新CMは「メガビッグの魅力を伝える非公式キャラクター」を名乗るメガビッくんが登場する。「12億円を手に入れて公式キャラクターになり、憧れの野沢雅子さんにアテレコしてもらうこと」を夢見るメガビッくんの前に、野沢さん本人が現れることになる。新CMは8月20日から放送される。

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 新CMのメーキング映像が公開され、野沢さんがCM出演の感想や、劇団時代のエピソードを語っている。メーキングでは、野沢さんが劇団に所属していた「18歳ぐらい」の頃の写真も公開され、「もう劇団にいました。けいこ場に毎日のように、暇さえあったら劇団に行っていて、何かやっていましたね」と、振り返った。

 野沢さんは、劇団時代について「一つだけすごい思い出があるんですけどね」といい、真冬にストーブの薪(まき)の代わりに先輩のスリッパを燃やしていたエピソードを明かした。「よく燃えるんです、ゴムはね、臭いもしないし。(後から)みんな先輩が来た時、『あれ、俺の、私の上履きがない』なんて。『すみません、燃やしました。だって寒くていられないんですよ』といったら『あ、そうだったの』と怒られなかったですね」と思い出を語っている。

 「もし12億円あったら?」と聞かれると、野沢さんは「私、舞台が好きなもんですから、(舞台)小屋を作りたいですね。12億でできるような小屋を。電源とかいろいろなものを、セットもできちゃって、というのがやりたいですね」とコメント。

 新CMで非公式キャラクターが有名になることを夢見ていることにちなみ、自身が抱いていた夢を聞かれ、「私の夢というのは、小さい時から役者一筋です。これからも変わることはないと思いますよ。ちょっと気軽な気持ちでこんなものやってみたいなというのはあるかもしれないですけど、一生変わらないと思います。役者でいくというのは」と話している。

 役者を志したきっかけについて「私の叔母が松竹蒲田(撮影所)時代に大スターだったんですって。叔母は自分の跡を継がせたかったらしいんですよ、めいっ子に。それで叔母が(野沢さんの)マネジャー代わりみたいな感じでやったもので、私、赤ちゃんの時から(役者を)やっているんですよ」と語っている。当時のことを「お客さんの反応が肌で感じ取れるというのが一番いいわけですよね、舞台はね。拍手なんかくると、もうたまらなかったですよね。小さいながらにね、うわーなんて思って」と懐かしんだ。

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