競争の番人:第3話 “雲海”山本耕史の不正を暴けるか “小勝負”坂口健太郎&“白熊”杏らの総力戦に決着

連続ドラマ「競争の番人」第3話の一場面 (C)フジテレビ
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連続ドラマ「競争の番人」第3話の一場面 (C)フジテレビ

 俳優の坂口健太郎さんと女優の杏さんダブル主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)第3話が7月25日に放送される。予告映像には「ついに決着!」「公正取引委員会の総力戦へ!」「雲海の不正を暴けるか!?」などの文字が並ぶ。

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 小勝負勉(坂口さん)、白熊楓(杏さん)ら公正取引委員会(略称・公取委)第六審査(通称ダイロク)のメンバーは、ホテル天沢の元ホテル長・長澤俊哉(濱津隆之さん)の協力を得て、天沢雲海(山本耕史さん)の留守を狙い、納入業者いじめの調査に着手。併せて、結婚式料金を巡るカルテル問題の資料を集めようとするが、雲海が戻ってきて、追及できずに終わる。

 小勝負と白熊は、カルテルの資料の保管場所が分かったという長澤に付いて行くが、それは雲海のわな。2人はホテルの書庫に監禁される。小勝負は、不法侵入で雲海が警察に突き出すつもりだと分析する。

 大森徹也(黒羽麻璃央さん)とデートの約束をしていた白熊は、もろそうな壁を見つけ、蹴って穴を開けることに成功。しかし、そこはトイレと給湯室があるだけで脱出はできなかった。

 小勝負は、書類の中に過去の宿泊台帳と顧客カードを発見。追っているカルテル問題の記録以外に、過去に摘発されたカルテルの当事者らが同じ部屋を利用した記録があった。建設会社の談合を巡り、自ら命を絶った豊島浩平(長谷川朝晴さん)の名もある。

 翌朝、小勝負と白熊は警備員に発見される。雲海はワイドショー番組に出演し、公取委の違法調査だと訴える。

 石田正樹(武田航平さん)とその妻・七瀬(野村麻純さん)が公取委に現れる。2人は天沢グループから抜ける決意を固めたといい、雲海と「温泉郷・絆」の政岡一郎(春海四方さん)が会う日を小勝負らに教える。雲海らは、納入業者を使って打ち合わせの日を連絡し合っていたのだ。ダイロクは、決定的なカルテルの証拠をつかもうと動き出す。

 原作は5月に発売された新川帆立さんの同名小説(講談社)。公取委が舞台のエンタメミステリーだ。20歳で司法試験に合格して東大法学部を首席で卒業した小勝負、実直・直情径行型の元刑事で新人職員の白熊らダイロク職員が、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す姿を描く。

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