女優の恒松祐里さんが5月6日、東京都内で行われた映画「きさらぎ駅」(永江二朗監督、6月3日公開)の完成披露上映の舞台あいさつに登場した。映画初主演を務めた心境を聞かれた恒松さんは、「自分の中で『22歳までに初主演をやりたい』という考えを秘めていた」と告白。今作の撮影は「22歳が終わる最後の2日、23歳になる誕生日の2日前から撮影が始まった」と振り返り、「ギリギリ2日前(笑い)。この作品でかなえることができてうれしい」と喜びを爆発させていた。
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本作の撮影中に23歳の誕生日を迎えた恒松さんは、現場で祝福されたときのことを「作品の舞台になっている新浜松駅のホームの電車内での撮影中、休憩に入る前にホールケーキを持ってきてくださってお祝いしていただいた」とコメント。そして、「電車とホールケーキ(の組み合わせ)はもう生涯見ることがない光景。印象的な誕生日になりました」と話していた。
「きさらぎ駅」は、2004年に「はすみ」と名乗る女性が、この世に存在しない「きさらぎ駅」という異世界駅にたどり着いた体験談をインターネット掲示板「2ちゃんねる」にリアルタイム実況しながら消息不明になったという、“現代版神隠し”とも呼ばれる都市伝説がテーマ。映画は、大学で民俗学を学ぶ女子大生の堤春奈が「きさらぎ駅」を卒業論文の題材と決め、「きさらぎ駅」の投稿者『はすみ』とされていた葉山純子という女性とのコンタクトに成功。純子から話を聞く春奈だったが、彼女との出会いが春奈の運命をを大きく狂わせていく……という展開。
舞台あいさつには、女優でフィギュアスケーターの本田望結さん、モデル・女優として活躍する莉子さん、女優の佐藤江梨子さん、永江監督も出席した。
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