女優の広瀬アリスさんが、4月スタートの連続ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)に主演することが1月27日、分かった。広瀬さんがプライム帯のドラマで主演を務めるのは初めて。人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さんの出演も発表され、広瀬さんと松村さんは2012年7月期の連続ドラマ「黒の女教師」(TBS系)以来、約9年ぶりに共演を果たす。
ウナギノボリ
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ドラマは、恋に本気になれない6人の男女が、人生最大の“本気の恋”に落ちていく姿を描くラブストーリー。広瀬さんは27歳で「恋なんて人生のムダ!」と宣言し、恋愛経験、男性経験ゼロのヒロイン・桜沢純を演じる。一方、松村さんは、女性を癒やす天才で、“来る者拒まず、去る者追わず”の長峰柊磨(しゅうま)を演じる。
桜沢純は、洋食器メーカー「相良製陶」のデザイナー。仕事では若くしてチーフを任され、ファッションや食べ歩きなど趣味も充実し、女子会も楽しくて仕方ない。人生のビジョンもはっきりしていて「恋愛なんて不確かなもので心と時間を無駄にしたくない」と考えている。かたくななスタンスには、ある理由が隠されているという。
長峰柊磨は、フレンチビストロ「サリュー」のギャルソン兼見習い料理人。目を見張るほどのイケメンで、女性が欲しがる優しい言葉や笑顔を返すことに関しては、天才的。恋愛は“刹那主義”で、求められれば店の客とも適度に関係を持つが、本気になることはないクールなスタンス。そんな柊磨がなぜか純に興味を持ってアプローチしたのをきっかけに、2人の恋が動き出す。
ドラマのオファーをいただいたとき、正直「マジか~!」と思いました。これまでさまざまな作品に出させていただいたのですが、この作品のようにがっつりしたラブストーリーはあまり経験がなくて、思わず現場で照れ笑いしてしまいました(笑い)。
共演する松村さんは、以前、学園ドラマで共演して9年ぶりくらいになりますが、テレビで見ているときはキラキラしたイメージですが、すごく落ち着いていて柊磨にぴったり。台本で読んでいたときの柊磨は、ミステリアスでちょっと無機質という印象もありましたが、松村さんがそれに息を吹き込むことによってすごく人間らしくて、もちろんかっこよくて、ミステリアスがより一層増して、とても魅力的だなと思いました。
3組の男女の恋愛を軸にラブストーリーが展開されていきます。その微妙な変化、人間の変化、恋心の変化というのも見ていただきたいですし、友達との距離感というのも、「あ、こんなことで!」とか「こういうことで仲良くなれるんだ!」とか「こういうときに支え合うんだ!」とか、そういうことも改めて考えさせられるのではと思います。あとは個性豊かなキャラクターが本当にたくさん出てきて、ドラマ自体もスピーディーに進んでいくので、ずっと楽しめるドラマだと思います。
広瀬さんとは初共演から約9年ぶりで、当時一緒のシーンが多かったので、結構しゃべっていたのですが、このドラマに入るときは久しぶりだから、僕自身もギア入れなきゃと思って、初日から広瀬さんと積極的に話しました。僕自身、撮影現場では広瀬さんにリードしてもらってばかりですが、広瀬さんも委ねていると話されていたので、互いに支えあって撮影が進んでいる感じです。
登場人物全員が全く被らない個性を持ちつつ、何か同じ悩みというか、そういう共感性を持ち合わせた6人が集まったり、それぞれに恋愛をしたりとか、すごく個性豊かな物語になっていると思いますので、ぜひ、楽しんで見ていただければと思います。
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