「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の山口つばささんのマンガ「ブルーピリオド」が舞台化され、2022年3月から天王洲 銀河劇場(東京都品川区)で上演されることが11月19日、分かった。タイトルは「『ブルーピリオド』 The Stage」で、俳優の岡宮来夢さんが、主人公で、東京藝術大学を目指す高校生・矢口八虎を演じることも発表された。笹森裕貴さんが八虎の同級生の美術部員で「ユカちゃん」の愛称で親しまれる鮎川龍二役、大崎捺希さんが八虎と同じ美術予備校に通う天才少年の高橋世田介役、鳳翔大さんが美術予備校の講師・大葉真由役で出演する。
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「ブルーピリオド」は、「月刊アフタヌーン」で2017年から連載中。高校生・矢口八虎が美術大学を目指す姿を描く。「マンガ大賞2020」に選ばれたことも話題となった。テレビアニメ化もされており、10月からMBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズム」ほかで放送中。
原作の山口さんは「舞台というマンガとは別の『ナマの芸術』の中で、キャラクターや物語の表情、そして絵を描くというとても地味な作業があの広い舞台でどんなふうに表現されるのか、観客席からの景色がどんなものになるのか、今からとても楽しみです」とコメントを寄せている。
主演の岡宮さんは「原作を読ませていただいて、挫折したり大きな壁にぶつかっても強い信念を持って立ち向かっていく八虎の姿に強く胸を打たれました。随所に散りばめられている言葉の数々も心に突き刺さります。すてきな共演者の皆様、そしてスタッフの皆様とこの物語を紡ぐのが楽しみです! 青く熱く染め上げます。応援よろしくお願いします!」と話している。
舞台は、三浦香さんが演出を務め、畑雅文さんが脚本を手がける。2022年3月25日~4月3日に天王洲 銀河劇場で上演。
矢口八虎:岡宮来夢▽鮎川龍二:笹森裕貴▽高橋世田介:大崎捺希▽橋田悠:田鶴翔吾▽桑名マキ:高橋果鈴▽森まる:菊池和澄▽佐伯昌子:岡村さやか▽恋ヶ窪:立花裕大▽歌島:Hayato▽純田:宮城生馬▽大葉真由:鳳翔大
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