俳優の窪田正孝さんが10月27日、東京都内で開かれた「東京ドラマアウォード2021」の授賞式に登壇。2020年前期のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」で主演男優賞を受賞した窪田さんは、同作で演じた古山裕一のモデルになった作曲家・古関裕而の好きな楽曲を明かした。窪田さんは「生涯で5000曲作られているので選ぶのは難しいですが……」としつつ、「野球少年だったので、『栄冠はキミに輝く』が好きです」と話した。
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「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家・裕一と、自らも歌手になる夢を追い続ける妻・音(二階堂ふみさん)夫婦の、音楽と共に生きる物語を描いた。
窪田さんは「なかなか現代では体験できないこと、すばらしい生涯を体験させていただいたことがすごくうれしかった」とも話していた。
「東京ドラマアウォード」は、「世界に見せたい日本のドラマ」をコンセプトに、「作品の質」「市場性」「商業性」にスポットを当て、優れたテレビドラマを表彰する賞で、今年で14回目。2020年7月~2021年6月に放送されたドラマが対象。主演女優賞に今年1月期放送の「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)の綾瀬はるかさん、助演男優賞に今年1月期放送の「俺の家の話」(TBS系)の西田敏行さん、助演女優賞に「俺の家の話」の江口のりこさんが選ばれた。
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