俳優の小栗旬さん主演で、10月10日からTBS系の「日曜劇場」(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ「日本沈没-希望のひと-」。1973年に刊行された小松左京さんのSF小説「日本沈没」を大きくアレンジし、2023年の東京を舞台にストーリーが展開する。ここでは、香川照之さん演じる田所雄介を紹介する。
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田所雄介は地震学者。日本地球物理学界の異端児として鼻つまみ者扱いをされていたが、突然“沈没の危機”を訴え、事態を一変させる。最初は相手にされないが、田所の予測した通りに状況が進み、次第にその発言が注目されるようになっていく。
小栗さんとは、映画「キサラギ」(佐藤祐市監督)以来、14年ぶりの共演となる。
2023年、東京。東山総理は、“未来の日本”を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた「日本未来推進会議」を発足すると発表。環境省の天海(小栗さん)、経産省の常盤(松山ケンイチさん)もそのメンバーに選ばれていた。
自身の提案を通したい天海は、東山総理にすり寄ると同時に、総理の抵抗勢力である政界のドン・里城をも懐柔しようとする。
そんな中、関東沈没へ警鐘を鳴らす田所雄介の記事が原因で、一部の団体がデモを起こす。天海は事態収束のために田所と対面するが、田所は「近い将来、伊豆沖で島が沈没する。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」という不気味な予言を放ち……。
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