俳優の小栗旬さん主演で、10月10日からTBS系の「日曜劇場」(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ「日本沈没-希望のひと-」。1973年に刊行された小松左京さんのSF小説「日本沈没」を大きくアレンジし、2023年の東京を舞台にストーリーが展開する。スタートまであと7日。ここでは、松山ケンイチさん演じる常盤紘一を紹介する。
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常盤紘一は、天海(小栗さん)と同じく各省庁の次代を担う精鋭たちを招集した「日本未来推進会議」に経産省代表として参加している。天海とは、東京大学時代の水泳部の同期で、現在も互いを認め合う仲。「COMS<コムス>」事業で後ろ盾となる有力な企業人を紹介するなどして天海と共闘する。「日本未来推進会議」では議長を務めることになり、関東沈没説を巡り暴走気味になる天海と、意見の対立から衝突していくことになる。
松山さんと小栗さんの共演は、2004年に放送されたスペシャルドラマ「リターンマッチ ~敗者復活戦~」(東海テレビ)以来、17年ぶりとなる。
2023年、東京。東山総理(仲村トオルさん)は、世界環境会議で地球物理学の権威である世良教授(國村隼さん)のもと、「COMS<コムス>」のさらなる推進を高らかに表明した。
また、官房長官の長沼周也(杉本哲太さん)が、東山が“未来の日本”を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた「日本未来推進会議」を発足すると発表。環境省の天海啓示(小栗さん)、経産省の常盤紘一(松山さん)もそのメンバーに選ばれていた。
目的達成のために強引な手段もいとわない天海は、自身の提案を通したいがため、東山総理にすり寄り、同時に総理の抵抗勢力である政界のドン・里城副総理(石橋蓮司さん)をも懐柔しようとする。さらに、両者に顔が利く「生島自動車」会長兼経団連会長の生島誠(風間杜夫さん)を同期の常盤に紹介してもらい、近づいていく。
そんな折、ネットに関東沈没へ警鐘を鳴らす田所雄介(香川照之さん)の記事が載る。この記事が原因で、一部の団体がデモを起こし、天海は事態収束のために田所と対面する。しかし、田所は天海の話に一切耳を傾けず、「近い将来、伊豆沖で島が沈没する。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」という不気味な予言を放ち、天海は翻弄される。
そんな矢先、週刊誌・サンデー毎朝記者の椎名実梨(杏さん)に「Dプランズ」という環境ビジネスで稼ぐ企業と環境省のあらぬ癒着疑惑を突きつけられる。一抹の不安を感じながら、常盤と共に趣味のスキューバダイビングに出かけた天海は、そこで衝撃的な出来事に遭遇し……。
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