9月15日に配信された「第2回 ガンダムカンファレンス」で、人気アニメ「ガンダム」シリーズの3作品の新情報が一挙に発表された。「ターゲット別&MD連動型作品展開戦略」としてさまざまなターゲットに向けてアニメを展開するのが狙い。
ウナギノボリ
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中でも話題になったのが、「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインなどを担当した安彦良和さんが監督を務める劇場版アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」だ。「ククルス・ドアンの島」は、1979年に放送された「機動戦士ガンダム」の第15話のエピソードで、主人公のアムロ・レイが敵対するジオン軍の脱走兵ドアンとの交流を通じて、戦争の哀愁が描かれた。カンファレンスに登壇したバンダイナムコエンターテインメントの藤原孝史CGO(チーフガンダムオフィサー)によると、劇場版では第15話を改めて描くという。2022年に公開。
新作テレビアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」が制作され、2022年に放送されることも発表された、第1期の放送が2015年10月にスタートした「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」以来、約7年ぶりのテレビアニメシリーズとなる。藤原CGOは「若い世代にも支持される作品を目指す」「今まで以上の大型展開をしていく」とアピールした。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の全9回の特別編が2022年春にテレビ放送されることも発表された。スマートフォン向けアプリ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG」の配信時期に合わせて放送されることになった。番組では、テレビシリーズのスタッフが再集結し手掛ける最新作「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント」の一部も放送される。
藤原CGOは3作品の狙いについて「『ククルス・ドアン』は40代、『鉄血のオルフェンズ』は10、20代、『水星の魔女』は今後の『ガンダム』を支える全世界の10代を獲得するために作品を展開していく」と説明した。
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