眞栄田郷敦:“郷敦沼”から抜け出せない! 「プロミス・シンデレラ」壱成が「可愛すぎ」と話題に 「現場でも愛されキャラ」

連続ドラマ「プロミス・シンデレラ」に出演する俳優の眞栄田郷敦さん(C)TBS
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連続ドラマ「プロミス・シンデレラ」に出演する俳優の眞栄田郷敦さん(C)TBS

 「郷敦沼から抜け出せない」。そんな絶賛の声を集めるのは、火曜ドラマ「プロミス・シンデレラ」(TBS系、火曜午後10時)で、壱成を演じる俳優の眞栄田郷敦さんだ。生意気で、性格の悪い高校生だったが、二階堂ふみさん演じる早梅に思いを寄せるようになると、徐々に変化。素直になれない様子などに、視聴者からは「可愛すぎ」といった声が続出している。9月14日放送の最終回を前に、ドラマを手がける共同テレビの橋本芙美プロデューサーに、眞栄田さんの撮影現場での様子を振り返ってもらった。

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 ◇「壱成がどんどんかわいくなる」と話題 起用理由は?

 ドラマは、小学館のマンガアプリ「マンガワン」とウェブマンガサイト「裏サンデー」で配信中の橘オレコさんの同名マンガが原作。眞栄田さん演じる壱成は、家が金持ちであることをいいことに友達と豪遊する高校生。老舗旅館の副社長を務めるしっかりものの兄・成吾(岩田剛典さん)とは正反対で、クラスメートに荷物を持たせたり、無一文になり公園に住んでいた早梅のサンダルを池の中に投げてしまったり……とにかく性格の悪さが際立っていた。

 そんな壱成が、自分が暮らす豪邸に早梅を居候させ、金と人生をかけた“リアル人生ゲーム”に挑ませることに。不倫した早梅の夫・正弘(井之脇海さん)から慰謝料300万円をぶん取るゲームが描かれた第3話のラストでは、早梅がさまざまな思いから泣き出してしまう展開に。そんな早梅に、「セレブ保湿」と書かれた箱ティッシュを渡した壱成。SNSでは、「壱成がどんどんかわいくなる」などのコメントが並んだ。

 眞栄田さんといえば、昨年放送された火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」(同局系)では、イマドキの若者でやや世間知らずの新入社員・瀬川遙人役を担当。多部未華子さん演じるメイをいら立たせることもしばしばだったが、素直で勉強熱心でもあるため、どこか憎めないチームの弟的存在を好演した。

 「これまで年下の可愛い役が多かったと思うのですが、役によってガラッと違う顔を見せる“カメレオン”的な印象も受けていて、底知れない秘めた可能性や魅力を感じていました」と眞栄田さんの印象を話した橋本さん。

 木村拓哉さん主演のスペシャルドラマ「教場2」(フジテレビ系)では、鑑識を目指すも事件を起こして退校処分になる稲辺隆を演じていたが、「『教場2』ではサイコ的な役もやられていてゾクッとしました。素晴らしかったですね。壱成は、性悪な高校生から少しずつ成長して一途でかわいくなっていくので、そのキャラを実写でリアルにするには郷敦くんがぴったりだと思い、彼にお願いしたいと思いました。今後さらに、ものすごいスピードで力をつけてブレークしていくんだろうなと感じています」と明かす。

 ◇壱成の“不意打ちキス”に大反響 表情の変化が話題に

 第6話では、祖母の悦子(三田佳子さん)ともめて家を飛び出した壱成が、これまでつるんでいた同級生たちが自分の金目当てだったと知り、やるせない気持ちに。独りぼっちになり、自分にとって早梅がいかにかけがえのない存在だったかに気づく。

 そんな中、第7話で2人で花火大会に行かないかと早梅を誘った壱成。早梅から「いいよ」と言われ、「マジで?」と喜びを隠しきれない様子が映し出され、SNSでは「デレた壱成かわいすぎ」と盛り上がりを見せた。

 そして、花火大会当日が描かれた第8話のラストでは、自宅で早梅のケガを手当てする壱成が、早梅に「(成吾と)付き合いたいって思わねーの?」と質問。「今の気持ちはまた別だから」という早梅に、「今の気持ちって?」と尋ねた壱成が、突然早梅にキスをする展開で、ツイッターではハッシュタグ「#プロミスシンデレラ」がトレンド1位となるなど大反響だった。

 壱成を演じる眞栄田さんについて、「とにかく可愛いです」と話した橋本さんは、「撮影現場でも、男女問わずみんなから好かれていて。かっこよさもありつつ、壱成のふてくされた表情とか、イジけた感じとか、ちょっとしたしぐさとか……とにかくかわいくて、現場スタッフたちが撮影しながらキュンとなっています(笑い)。みんな『うちの郷敦』と呼んでいます(笑い)。すごく愛されています」と明かす。

 視聴者からも「表情の変化がすごいと思う」「同一人物とは思えない」「これから、活躍が楽しみ」など絶賛の声が上がる眞栄田さん。最終回ではどんな表情を見せてくれるのか。今から待ち遠しい。

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