歌舞伎俳優の中村勘九郎さんが主演を務めるドラマ「忠臣蔵狂詩曲 No.5 中村仲蔵 出世階段」(NHK・BSプレミアム、BS4K)が、12月に放送されることが分かった。ドラマは、落語や講談で人気の演目「中村仲蔵」のモデルとなった、江戸時代の伝説の歌舞伎役者・初代中村仲蔵の物語。裸一貫からはい上がり、数々のドラマや映画の題材にもされてきた“国民的エンタメ”「忠臣蔵」に革命を起こしたといわれる天才歌舞伎役者の一代記を描く。中村さんがドラマで主演を務めるのは、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(2019年)以来となる。
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ドラマには、上白石萌音さん、藤原竜也さん、段田安則さん、市村正親さんらも出演する。上白石さんが仲蔵の妻・お岸、藤原さんが謎の侍、段田さんが狂言作者・金井三笑、市村さんが仲蔵の才能を見抜いて抜てきする当時の大スター・四代目市川團十郎をそれぞれ演じる。ほかにも、尾上松也さん、谷原章介さん、名取裕子さん、吉田鋼太郎さんらが出演する。
主演の勘九郎さんは「中村仲蔵のことは父(十八代目中村勘三郎)が、三代目仲蔵の伝記『手前味噌』に大変感銘を受け愛読していたので、よく聞いていました。仲蔵ゆかりの志賀山三番叟(そう)を踊ったこともあります。江戸時代、初代勘三郎が興した中村座に出演し、中村座を救った人でもあるので、その役を演じられることに不思議な縁を感じます」と話している。
撮影では、江戸時代当時の芝居小屋が巨大セットで再現されたといい、「とても素晴らしい芝居小屋のセットに足を踏み入れ、思わず泣きました」と明かし、「仲蔵は差別を受け大変苦労した人ですが、芝居が好きという情熱に支えられていたと思います。『好き』こそ人を奮い立たせ、上達させ、信念を与えるものです。そんな情熱を感じていただけたら本望です」とアピールした。
ドラマは、前後編各89分で放送。
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