イチケイのカラス:“総力戦”の最終回に視聴者「泣いた!」 続編&映画化希望の声も

連続ドラマ「イチケイのカラス」最終話のワンシーン(C)フジテレビ
1 / 1
連続ドラマ「イチケイのカラス」最終話のワンシーン(C)フジテレビ

 俳優の竹野内豊さん主演のドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系、月曜午後9時)の最終第11話が6月14日、30分拡大版で放送された。同話では、竹野内さん演じる型破りな刑事裁判官・入間みちおをはじめ、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)のメンバーが一致団結して、衆議院議員・安斎高臣(佐々木蔵之介さん)と戦う様子が描かれ、SNSでは「最高の最終回!」「最終回面白かった、そして泣いた!」「最後まで見応えすごかった!」といった声が多数上がり、盛り上がりを見せた。

ウナギノボリ

 最終回では、イチケイで、大学の自転車競技部員が深夜、自主練習をしていたところ女児をはねるという事故を扱う。部員は、工事用のガードフェンスをよけた結果、交差点の角で女児と接触したと主張。しかし、検察の調べでは、当時、工事していたという記録が出てこなかった。その後、みちおらは現場付近で、安斎がプロジェクトリーダーを務める大型商業施設の建設工事が行われていると知る。さらに、同施設の工事で、違法労働を原因とした崩落事故が発生していたと判明する。そこで、みちおらは違法労働を指示したと思われる安斎を法廷に呼ぶ。

 事故の真相を調べる中、みちおの任期満了が迫っていた。みちおは、元最高裁判所判事の日高亜紀(草刈民代さん)から「任期満了後にはほとんどが再任される。問題のある裁判官以外は」と忠告される。さらに、裁判所の上層部や弁護士会からも圧力を受け、自身のみならず、イチケイメンバーの身を案ずるみちおは弱腰になってしまう。しかし、坂間千鶴(黒木華さん)や駒沢義男(小日向文世さん)らは「覚悟はとっくにできている!」と、みちおを鼓舞。違法労働の証拠を掴もうと円陣を組んで、奮起した。

 終盤では、みちおに裁判官の再任拒否の決定が下りる。坂間らイチケイメンバーに検事の井出伊織(山崎育三郎さん)らも加わって、決定を下した香田健一郎事務総長(石丸謙二郎さん)に異議を申し立てる姿も描かれた。“総力戦”の最終回に視聴者からは「最終回にふさわしい内容!」「最終回までしっかり面白かった!」「いい話だった!」といった声も上がった。

 さらに、「月曜日の楽しみがなくなった」「ロスになりそう…」「第2期放送してほしい!」「映画化も期待」と続編を希望する声も、SNSに書き込まれていた。

 最終回は、見逃し配信サービス「TVer​(ティーバー)」で無料配信されている。

テレビ 最新記事