キン肉マン:“実写映画化”の謎に迫るドラマ 主演・眞栄田郷敦がウォーズマンに

ドラマ「キン肉マン THE LOST LEGEND」で主演を務める眞栄田郷敦さん
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ドラマ「キン肉マン THE LOST LEGEND」で主演を務める眞栄田郷敦さん

 俳優の眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さんが、WOWOWで10月にスタートするオリジナルドラマ「キン肉マン THE LOST LEGEND」で主演を務めることが分かった。人気マンガ「キン肉マン」の“実写映画化”の謎に迫る俳優たちの奮闘を描く「ドキュメンタリードラマ」で、眞栄田さんは本人役での出演。「キン肉マン」の実写映画「MUSCLEMAN」でウォーズマン役にキャスティングされるという設定。

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 物語の舞台は、シリーズ累計発行部数7700万部以上というゆでたまごの人気マンガ「キン肉マン」(集英社)の実写版映画「MUSCLEMAN」の企画製作が進行していたという設定の2019年11月。これまで映像化は不可能と言われた「キン肉マン」の禁断の実写化で、「7人の悪魔超人編」「黄金のマスク編」「キン肉王位争奪編」の3部作で展開する壮大な企画になる予定だったが、満を持しての製作発表前日、製作チームは突然のトラブルに見舞われる……という展開。主人公・キン肉マンはじめ、お目付け役のミート君や、ウォーズマンの師匠・ロビンマスクなども登場するという。

 眞栄田さんは、大きなトラブルに見舞われた映画「MUSCLEMAN」を何とか立て直すべく、“機械超人と人間のハーフ”であるウォーズマンの役作りに励みながら、共演者らとともに、実写版「キン肉マン」にまつわる不可解な現象に迫っていく。

 眞栄田さんは「(今作に出演することは)不安と期待が入り混じってました。ある意味パラレルワールド的な世界を思いっきり生きたいです。『キン肉マン』という題材、ドキュメンタリードラマというジャンルの面白さ、ステキなスタッフや出演者の方々。やらない理由が見つかりませんでした」とコメント。

 「キン肉マン」については、「名前を知っている程度でした。なぜか家に『キン肉マンII世』の映画がありました。個性豊かなキャラクターがたくさん出てくるギャグマンガ、格闘マンガという印象でした。出演が決まってから、マンガやアニメを見始めたらどっぷりハマってしまいました」といい、好きなキャラクターは「プリンスカメハメ」だという。

 演じるウォーズマンについては、「一番過去を背負ってるキャラクターじゃないかなと思います。強さと格好良さはそこの影響も大きいのかなと思います。機械と人間のハーフと言われていますが、僕はもはや人間だと思ってます。詳しくは本編で。作品を見ていただければすべて分かると思います」と語った。

 「ゆでたまご」の嶋田隆司さんと中井義則さんは「今回の企画を聞いたとき、うれしさの半面、『この企画は本当に実現できるのか?』という不安もありました。プロットを読むと『キン肉マン』を愛し、実写化に向けて突き進む俳優さんたちの熱い思いを面白おかしく描いていましたし、松江(哲明)監督をはじめ、キン肉マン愛があふれるスタッフさんの強い思いを感じて安心しました」とコメント。

 「主演の眞栄田郷敦さんともお話しさせていただきましたが、スターの輝きを感じましたし、なにより『キン肉マン』を深く読み込んで分析、理解しているなと感心しました。眞栄田さんは本編でウォーズマンの役作りに励んでくださいますが、僕らはウォーズマンをまだ全てを描き切っていない、これからも進化し続けるキャラクターだと思っていますので、眞栄田さんとウォーズマンは身体能力の高さ、クレバーさ、今後成長して活躍するなど共通点が多いため、楽しみです。まだまだサプライズもあるのでファンの皆さんにも喜んでいただけると思います、ぜひご期待ください」とアピールしている。

 ドラマは全10話で、2021年10月にWOWOWプライムで放送。第1話は無料放送される。WOWOWオンデマンドでも配信される。

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