テレビアニメ「七つの大罪」の最終章「七つの大罪 憤怒の審判」がテレビ東京系で毎週水曜午後5時55分、BSテレ東で毎週水曜深夜0時半に放送されている。原作は「週刊少年マガジン」(講談社)で2012~2020年に連載された鈴木央(なかば)さんの人気マンガ。声優の石田彰さんは、自身が演じる<四大天使>長のリュドシエルについて「一般的には決してこんな人にはなってほしくないというタイプ」と感じているという。石田さんに作品、キャラクターへの思いを聞いた。
ウナギノボリ
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リュドシエルというキャラクターについて魔神族の対抗勢力として登場した当初は、はなから相手を理解しようとせず、身内に対しても非情な態度をとるところから、自分で演じていながら鼻持ちならない男だという印象を持っていたのですが、終盤、事の道理を理解してからの変容があることで、それまでとのギャップが大きいこともあり、根はいいヤツだったのかもとごまかされてしまいました。そこがこのキャラクターの魅力なんだと思います。
客観的な考察は無視して、自分たちが正義であることを疑わないというのがリュドシエルの基本だと思っています。己が信じる正しさに照らし合わせて、邪魔になる相手に対する評価をブレさせない。つまり、簡単に言うと、相手を下に見ているということですね。こうして文字にするとイヤな感じしかしないので、一般的には決してこんな人にはなってほしくないというタイプですね。
メインのキャストさんたちとは違って、リュドシエルの登場回は限られているので具体的なことは言えませんが、皆さんが築き上げてきたチームワークは間違いなくよいのだと思います。
それこそ物語内でのキャラクター同士の相互理解、助け合い、連携といったチームワークを育んでいき、それを存分に生かしているところではないでしょうか。絶対的な壁に立ち向かっていく過程で、自分の限界を超えることだったり、誰かをより深く理解することだったり、真剣に人のことを思って祈る姿だったりということが描かれていくので、ドラマとしては大変盛り上がると思います。
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