春の呪い:工藤阿須加が“夏美”高橋ひかると禁断の恋 妹・春役は桜田ひより

5月22日スタートの連続ドラマ「春の呪い」に出演する工藤阿須加さん(左)と桜田ひよりさん (C)テレビ東京
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5月22日スタートの連続ドラマ「春の呪い」に出演する工藤阿須加さん(左)と桜田ひよりさん (C)テレビ東京

 女優の高橋ひかるさん主演で小西明日翔さんのマンガ(一迅社)を実写化する連続ドラマ「春の呪い」(テレビ東京系、土曜午後11時25分)に、俳優の工藤阿須加さんと女優の桜田ひよりさんが出演することが4月24日、明らかになった。桜田さんは、高橋さん扮(ふん)する主人公・立花夏美の妹で病気で他界する立花春、工藤さんは妹・春の婚約者で財閥系の御曹司、柊冬吾を演じる。工藤さんがテレビ東京の連続ドラマに出演するのは初めて。5月22日から放送されることも分かった。

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 春の呪いは「このマンガがすごい!2017」のオンナ編で第2位に選ばれた。4月7日にドラマ化が発表されると、Yahoo!のリアルタイム検索では「春の呪い」がトレンド入り。ファンから「春の呪いがトレンドにあるから、あの春の呪い?って思ったらあの春の呪いだった」などと盛り上がった。

 ドラマは、最愛の妹・春(桜田さん)を亡くした夏美(高橋さん)が妹の婚約者の冬吾(工藤さん)に恋をする……。禁断の恋に揺れる姉、妹の婚約者、恐怖の幻影として姿を現す妹の奇妙な三角関係が描かれる。

 ◇工藤阿須加さんのコメント

 --オファーを受けた時の感想をお聞かせください。

 人気のあるマンガの実写化だったので、原作の雰囲気を大事にしながらドラマに取り組みたいと思いました。

 --原作を読んだ感想をお聞かせください。

 登場人物がそれぞれどこかずれていて、狂っている。ただ、それが普通で、人間臭いところが読んでいてひかれました。痛みが残るすてきなマンガでした。

 --柊冬吾役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。

 生まれながらにして、周りが求める人間に、レールを敷かれた人生。自己主張を押し殺された環境の中で、夏美との出会いで次第に葛藤がにじみ出てくるところを大事に演じさせていただきたいと思います。

 --視聴者へメッセージをお願いいたします。

 マンガの雰囲気とは少し違う部分もありますが、大切に作品と向き合いながら完璧でない人間臭さがいとおしく思える作品になっていると思います。癒えない傷を抱えながら突き進む夏美と冬吾を楽しんでいただけたらと思います。

 ◇桜田ひよりさんのコメント

 --オファーを受けた時の感想をお聞かせください。

 春から見た夏美と冬吾が一体どのように見えているのか10代の女の子誰しもが持っている感情が痛いほど伝わってきました。とても魅力的で可愛らしい春に早くなりたいと思いました。

 --原作を読んだ感想をお聞かせください。

 所々コメディー要素が入っていて、暗い作品が苦手な方でも読みやすいなと感じました。

 --役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。

 自分が理想とする可愛らしい女の子を演じさせていただいています。

 --視聴者へメッセージをお願いいたします。

 主演の高橋ひかるさんとは、衣装合わせの時に初めてお会いしましたが、私服が双子コーデでお互い驚きました(笑い)。他のキャストの皆さんもスタッフの皆さんもすてきな方ばかりで、温かい雰囲気に包まれながら絶賛撮影中です。今までにない不思議な三角関係をお楽しみください。

 ◇稲田秀樹プロデューサーのコメント

 先日の初発表以来、早くもネット上などで話題になっている問題作「春の呪い」の主要キャスト2人がようやく発表の運びとなりました。主人公・夏美の妹役に桜田ひよりさん、そしてその婚約者であり、姉の夏美に心を寄せていく冬吾役に工藤阿須加さん。原作を読んだときに思い浮かんだお2人がそのまま現実のキャストとなる奇跡が起きました。

 工藤さんにはいつもの爽やかなイメージを覆すような内省的でクールな大人の男の役に挑戦していただきたかったですし、桜田さんにはその独特な空気感と演技力で、現実と幻影の二役を演じ分けていただきたいと思っています。お2人とも恋愛ドラマの経験が少ないとおっしゃっていたので、そういう意味でも新鮮ですし、思い切ったトライぶりを楽しみにしていただけたらと思います。高橋ひかるさんと3人が奏でる「新しい形のラブストーリー」にぜひご期待ください。

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