テレビ朝日の大下容子アナウンサーが、女優の広瀬すずさん主演のスペシャルドラマ「エアガール」(テレビ朝日系、3月20日放送)に出演することが分かった。ドラマは戦後初のCA(キャビンアテンダント)を描く作品で、大下さんは、ヒロイン・佐野小鞠(広瀬さん)ら新人CAに機内アナウンスの指導を行うため、テレビ局から派遣されてきたアナウンサーを演じる大下アナは、「実は、(MCを務める)『ワイド!スクランブル』のオンエア中もずっとこの撮影のことが気になって緊張していました」と話して笑いを誘った。
ウナギノボリ
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撮影日、かつてNHKアナウンサーだった経歴も持つ故・野際陽子さんをイメージしたという昭和レトロなグレーのツーピース姿で収録現場に現れた大下アナ。内心緊張しながらの現場入りだったというが、撮影ではそんなそぶりは微塵も見せず、アナウンス技術を生かして、プロフェッショナルらしく小鞠を丁寧に指導するシーンを演じきった。広瀬さんについて、「広瀬さんとは番組のゲストでご一緒したことがあるのですが、可憐でかつ、凜(りん)としていらっしゃるという印象です。この『エアガール』では戦後初のCAをまったく違和感なく演じていらして、みずみずしさとひたむきさはどの時代でも普遍的な魅力的なものだと思いました」とコメント。
「あまりに可愛らしいので、指導役を演じながら広瀬さんに見入ってしまい、せりふを忘れそうになりました(笑い)。また、監督が直前にせりふを加えたのですが、広瀬さんはそれにも瞬時に対応していらして、その集中力と柔軟性、そして監督の意図をパッと理解して実現できる力にうならされました。まさに“感性の塊”ですね。それを間近で見て、やはり女優さんはすごいなと実感しました」と語った。
ドラマは、中丸美繪さんの「日本航空一期生」(中公文庫)が原案。終戦後、敗戦国となった日本はGHQに一切の航空活動を禁止されており、日本人が日本の空を飛ぶことは許されていなかった。そんな苦難の時代に、日本の空を取り戻すべく奮闘した人々や、戦後初のCA=“エアガール”を目指した女性たちを描く。3月20日午後9時に放送。
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