歌舞伎俳優の中村梅雀さんが、俳優の竹野内豊さん主演で4月にスタートするフジテレビ系“月9”ドラマ「イチケイのカラス」(月曜午後9時)に出演することが3月2日、分かった。梅雀さんが同枠のドラマにレギュラー出演するのは今作が初めて。舞台となる“イチケイ”こと東京地方裁判所第3支部第1刑事部の主任書記官の川添博司を演じる。
ウナギノボリ
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ドラマは浅見理都さんの同名マンガが原作。絶対に冤罪(えんざい)を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い、事件の真相を明らかにしていくという異端な刑事裁判官・入間みちお(竹野内さん)と、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走するイチケイメンバーの活躍をコミカル&ビターに描く。
併せて、女優の桜井ユキさん、水谷果穂さんの出演も発表された。桜井さんは川添の部下で書記官の浜谷澪、水谷さんは事務官の一ノ瀬糸子を演じる。
梅雀さんは、自身の役柄について「川添は(みちおに)いつも振り回される立場であたふたしていますが、決してみちおのことを嫌いなわけではなく、むしろ好きであるからこそ文句を言いながらも仕事をしている、というところを大事にしています」とコメント。初共演となる竹野内さんは「真摯(しんし)な姿勢でナチュラルに演じていて素晴らしい」といい、「見れば必ず引き込まれる作品になっているので、法廷ものだと身構えずに、ぜひご覧ください」と話している。
また桜井さんは、「撮影では、皆さんのせりふの掛け合いがとにかく楽しくて」と話し、「みちおと坂間(千鶴、黒木華さん)の温度差のある掛け合いは本当に見応えがあるので、竹野内さんと黒木さんならではの絶妙なやり取りをぜひ見ていただきたいです」とアピール。
水谷さんは「糸子は新人事務官ということもあって、裁判の専門用語を質問するシーンもあり、視聴者の皆さんに近い目線にいるキャラクターです。私も一緒に勉強するような気持ちで日々取り組んでいるので、そんな糸子にも注目してご覧いただきたいです」と語っている。
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