岡崎紗絵:「監察医 朝顔」で初のシングルマザー役 役作りは「手探り」

「監察医 朝顔」第2シーズンの第17話にゲスト出演する岡崎紗絵さん(C)TBS
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「監察医 朝顔」第2シーズンの第17話にゲスト出演する岡崎紗絵さん(C)TBS

 女優の上野樹里さんが主演を務めるフジテレビ系“月9”ドラマ「監察医 朝顔」第2シーズン(月曜午後9時)の第17話(3月8日放送)に、モデルで女優の岡崎紗絵さんがゲスト出演することが3月1日、分かった。今年1月に2夜連続で放送されたスペシャルドラマ「教場II」(同局系)では、在学中に妊娠する200期の生徒・伊佐木陶子(とうこ)を演じた岡崎さんだが、今回はシングルマザー役に初挑戦する。上野さんとは初共演となる。

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 岡崎さんが演じる田崎直子は、生後8カ月で窒息死した乳児の母親。乳児は直子が食事の準備で目を離した隙(すき)に、プラスチック製のおもちゃを喉に詰まらせた。朝顔らは乳児が誤っておもちゃを飲み込んだと推測するが、野毛山署の刑事たちは、直子がシングルマザーで生活が苦しく、乳児が亡くなっても悲しむそぶりを見せない態度に虐待を疑う。

 ドラマは、マンガ誌「漫画サンデー」(実業之日本社、現在は休刊)で連載された作・香川まさひとさん、画・木村直巳さん、監修・佐藤喜宣さんの同名マンガが原作。設定をアレンジし、東日本大震災で母が行方不明となった法医学者の朝顔(上野さん)と、朝顔の父でベテラン刑事の平(時任三郎さん)がかたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かすさまを描くヒューマン作品。第2シーズンは2クールで描かれる。

 ◇岡崎紗絵さんのコメント

 --「監察医 朝顔」に出演する感想をお願いします。

 うれしかったです。それと同時に難しい役でもあったので緊張感もありました。シリーズで続いている人気作品に携わることができたことをとても光栄に思います。

 --直子を演じていかがでしたか?

 葛藤のサイズが大きいので、超えるところがたくさんあってとても難しかったです。手探りでやりながら、キャストの皆さんの空気にも助けていただいて、田崎直子を作りました。やはり相手があってのお芝居だと改めて実感しました。

 --上野さんとは初共演となりますが、撮影現場はいかがでしたでしょうか?

 とても明るくて笑顔にあふれていて、チーム感がしっかりある現場だと思いました。上野さんをはじめキャストの皆さんが優しく迎え入れてくださって、安心して現場にいることができました。学びがたくさんあってとても勉強になりました。

 --視聴者の皆さんへ見どころなど、メッセージをお願いします。

 「当たり前」とはなんなのか。人それぞれの受け入れ方、物の見方があるのだと改めて考えさせられるお話になっていると思います。私自身、このドラマの温かい空気に触れて気持ちが軽くなるような感覚がありました。このじんわりと温かい空気感が伝われば幸いです。

 ◇金城綾香プロデューサーのコメント

 お子さんを亡くした母親の役を演じてくださいました。「教場II」での力強いまなざしと打って変わって、光のない無気力な目をしており、真意は物語の最後まで分かりません。ただ岡崎さんのお芝居が彼女の未来の方向性をちゃんと示してくださっていますので、ぜひ楽しみにご覧ください!

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