スタジオジブリの劇場版アニメ「風の谷のナウシカ」(宮崎駿監督)が、12月25日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、午後9時)で放送される。放送は2019年1月以来約2年ぶりで、通算19回目となる。「金曜ロードSHOW!」では2年に1度のペースで放送されており、もはやおなじみである同作だが、コロナ禍に見舞われた今年は、番宣CMでうたう「マスクをしないと生きられない世界」というキャッチコピーに、例年と一味違ったメッセージを感じてしまう。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
映画は「腐海(ふかい)」と呼ばれる菌類の森に覆われた最終戦争後の世界を舞台に、風の谷に住む主人公の少女・ナウシカの活躍を描いてヒットし、宮崎監督初期の代表作となった。
「火の七日間」と呼ばれる大戦争から1000年後の世界が舞台。腐海のほとりにある「風の谷」に、軍事大国・トルメキアの巨大船が墜落する。船にとらわれていた工房都市国家・ペジテの王女・ラステルは、救出に向かった風の谷の姫・ナウシカに「積み荷を燃やして」と言い残して世を去った。やがて、“積み荷”の人型兵器「巨神兵」を追って、トルメキア軍が風の谷にやってくる……という展開。
強烈な“瘴気”を放つ菌類が広大な森“腐海”を形成しており、中はマスクなしでは生きられない世界となっている。登場人物たちは、ガスマスクのような形状の“瘴気マスク”を着用しているのが印象的だ。人々はマスクを着用しなければ呼吸することもままならず、マスクを取ることは死を意味する。
新型コロナウイルスの感染拡大で未曽有の年となった2020年。マスクをしないと外出することができない状況に、ナウシカとの類似性を指摘する声も多い。今、この作品が放送される意味を噛みしめて鑑賞したい。
俳優の土屋太鳳さんが、5月19日放送のトークバラエティー番組「おしゃれクリップ」(日本テレビ系、日曜午後10時)に出演。24日公開の映画「帰ってきたあぶない刑事」で共演した舘ひろ…
舘ひろしさんと柴田恭兵さんが演じる破天荒な刑事コンビの活躍を描いて人気を博した「あぶない刑事(デカ)」の初期の劇場版3作品が、BS松竹東急で5月21~23日の各日午後8時に3夜連…
ジェイソン・ステイサムさん主演で、太古に絶滅したはずの巨大ザメの脅威を描くパニックアクション映画「MEG ザ・モンスターズ2」(ベン・ウィートリー監督)が、5月18日午後8時から…
ゲームやアニメなどが人気の「ウマ娘 プリティーダービー」の初となる劇場版アニメ「劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』」(山本健監督、5月24日公開)と、映画「ゴジラ …
俳優の高橋一生さんと飯豊まりえが5月16日に結婚を発表したことを受け、2人が共演した映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(2023年)の公式X(旧ツイッター)が反応。