監察医 朝顔:高梨臨が第4話にゲスト出演 初共演の上野樹里は言葉や表情「すべてすてき」

連続ドラマ「監察医 朝顔」第2シーズン第4話にゲスト出演する高梨臨さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「監察医 朝顔」第2シーズン第4話にゲスト出演する高梨臨さん(C)フジテレビ

 女優の上野樹里さんが主演を務めるフジテレビ系“月9”ドラマ「監察医 朝顔」第2シーズン(月曜午後9時)の第4話(11月23日放送)に、女優の高梨臨さんがゲスト出演することが11月16日、明らかになった。高梨さんが“月9”ドラマに出演するのは、2015年10月期放送の「5→9(5時から9時まで)~私に恋したお坊さん~ 」以来、5年ぶり。上野さんと共演するのは今回が初めて。

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 高梨さんは、遺体となって発見されたウェブデザイナーの坂井亜衣の姉、坂井美優を演じる。亜衣の首にはうっすらとひも状のもので絞められたあとがあり、何者かに絞殺された可能性が浮上する。しかも、発見現場は密室状態だった。第2シーズン第4話では、朝顔が亜衣の遺体を解剖し、真相を究明する。

 ドラマは、マンガ誌「漫画サンデー」(実業之日本社、現在は休刊)で連載された作・香川まさひとさん、画・木村直巳さん、監修・佐藤喜宣さんのマンガを原作に、設定をアレンジ。東日本大震災で母が行方不明となった法医学者の朝顔(上野さん)と、朝顔の父でベテラン刑事の万木平(時任三郎さん)がかたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かしながら、遺体から見つけ出された“生きた証し”が残された人たちの心を救っていく様を描くヒューマンドラマ。第2シーズンは、2019年7月期に放送された前作のラストの翌年春を舞台に、朝顔と周囲の人たちの日常と成長を2クールで描く。

 ◇高梨臨さんのコメント

 ――「監察医 朝顔」に出演することになり、改めて感想をお願いします。

 「監察医 朝顔」の、優しく流れるような時間がとても好きなので、出演のオファーをいただいた時はとてもうれしかったです。しかし、台本を読んだ時に、なんとも救われない気持ちになりました。この役をいただくには、すごく重いものを背負わないといけないなというプレッシャーが大きかったです。

 ――上野樹里さんとは初共演となりますが、撮影現場はいかがでしたでしょうか。

 上野さんとは初めてお会いしましたが、言葉や、表情一つ一つがすべてすてきで、自分の訴えている感情や、内に秘めている気持ちまでもをくみ取ってくれているように感じました。お話の内容や役柄的にも、現場であまり多くは、お話はできませんでしたが、キャストの皆さん、スタッフさんたちのチームワークが良く、とても居心地の良いすてきな現場でした。

 ――視聴者へ見どころなど、メッセージをお願いします。

 今回の話は、真実を知ることによって、より悲しみが深くなってしまうという、とても悲しい話です。この話を通して、いつも周りにいてくれる家族や、友人や、大切な人たちの事を、日々もっと大切にしていきたいなと私自身思いました。見てくださる視聴者の皆さんにも、そう感じていただけたら幸せです。

 ◇金城綾香プロデューサーのコメント

 透明感の中に、強いまなざしを持った稀有(けう)な女優さんである高梨さんと、またお仕事できて大変うれしいです。静かな悲しみを描くことの多い「監察医 朝顔」ですが、第4話は特別な回で、上野さん演じる朝顔が解き明かした真実が、実はご遺族の心を深くえぐることになります。高梨さんの静謐(せいひつ)さとそこから湧き上がる激情を、ぜひ一人でも多くの方に見ていただきたいです。

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