E.T.:吹き替え版は当時12歳の浪川大輔 子役時代の初々しい声や演技も 「今の自分とはもはや別人」

映画「E.T.」のポスタービジュアル(C)1982 Universal City Studios,Inc. All Rights Reserved.
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映画「E.T.」のポスタービジュアル(C)1982 Universal City Studios,Inc. All Rights Reserved.

 10月2日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、午後9時)は、スティーブン・スピルバーグ監督の「E.T.」を放送する。今回の吹き替え版は、過去の「金曜ロードSHOW!」でも放送された、主人公の少年エリオットを声優の浪川大輔さんが演じているバージョンだ。浪川さんは当時12歳で、子役時代の初々しい声や演技も垣間見ることができる。

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 浪川さんは、吹き替え収録当時を「30年以上も前になりますので細かなことは……。ただただ、真っすぐ E.T.と向き合っていたと思います」と回顧。自身の子供時代を「体を動かすことやスポーツは好きでしたが、基本的には控えめな子供でした。声は、年齢のわりに高かったかと思います。少しばかりコンプレックスだったような。ちなみに、今の自分とは当たり前ですがもはや別人です」と振り返った。

 また、本作の好きなシーンを「E.T.のキービジュアルでもある月と自転車と少年」と明かし、「あのシーンにたどり着くまでどのようなことが起こっているのか、至る所に見どころがあります。どれだけの時が過ぎても変わらない感動が、そこにはあります」と見どころを語っていた。

 「今になっても放送されるということは、大切で心に残るメッセージがあるからだと思います。子供と宇宙人が織りなすピュアで繊細な物語。これから先も心に残り続ける作品になりますように」とメッセージを寄せた。

 「E.T.」は、10歳の孤独な少年と300万光年のかなたからやってきた宇宙人の不思議な友情を描いた感動作。1982年に公開されると、世界中で爆発的に大ヒットを記録し、公開当時は「スター・ウォーズ」を抜いて、史上最高の配給収入を更新した。第55回アカデミー賞では音響効果賞など4部門を受賞している。

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