TBS:ドラマ好調の理由は「企画ありき」 作り手の「作りたい」を重視

 TBSは9月8日、オンラインで10月期の改編発表会を開催。堺雅人さん主演の「半沢直樹」(日曜午後9時)、多部未華子さん主演の「私の家政夫ナギサさん」(火曜午後10時)、綾野剛さんと星野源さんダブル主演の「MIU404」(金曜午後10時)の3本の連続ドラマがいずれも好調だった理由について、瀬戸口克陽編成局長は「まず大事にしていることは企画ありきであること。プロデューサー、作り手が『これを作りたい』ということを出発点に、脚本をどの人に書いてもらおうと検討することを、ぶれずにやってきた」と分析していた。

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 また「日曜は小説が原作、火曜はマンガ、金曜はオリジナル。枠の特性にあったものが、バリエーション豊富であることも勝因の一つだと思っています」といい、「『半沢直樹』はベテラン、『MIU404』は『アンナチュラル』を作った脂の乗ったチーム。火曜(『私の家政夫ナギサさん』)は若い人たちがメインで、若手がフルスイングで作ってくれた」と手応えを語っていた。

 10月期は妻夫木聡さん主演の「危険なビーナス」(日曜午後9時)、木村佳乃さん主演の「恋する母たち」(金曜午後10時)、森七菜さん主演の「この恋あたためますか」(火曜午後10時)が控えており、「3作品ともフルスイングしてもらいたい」と期待していた。 

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