俳優の堤真一さん、石田ゆり子さんが出演する映画「望み」(堤幸彦監督)に、岡田健史さん、清原果耶さん、松田翔太さんが出演することが5月21日、分かった。岡田さんは、堤さん演じる一級建築士の石川一登とその妻・貴代美(石田さん)の長男である規士を演じる。清原さんは規士の妹の雅役、松田さんは石川家を巡る事件を追う記者・内藤役で出演する。石川一家を収めたティザービジュアルも公開。「愛する息子は殺人犯か、それとも被害者か。」というコピーが添えられている。10月公開。
ウナギノボリ
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映画は、「クローズド・ノート」「検察側の罪人」で知られる雫井脩介さんの同名サスペンス小説が原作。一級建築士の石川一登は、自らデザインした優雅な邸宅で、妻と子供たちと幸せな毎日を送っていた。ある日、長男の規士との連絡が途絶えた矢先、規士の同級生が殺される事件が起き、事件との関与を疑われる……という展開。
原作の大ファンだったという岡田さんは「作品の映画化に関われたことを心から感謝しております」と話し、「皆様にはこれだけ伝えさせていただきます。ぜひ、劇場で見てください。愛とは、親子とは、人とは、いろんなことを考えさせられる作品です。たとえ、親子であっても子供は親の所有物ではない。人は孤独でしかない。その中で互いを愛し、愛され合うというはかなさ、愛おしさを感じていただけたら幸いです」とコメントを寄せた。
清原さんは「自分がどう生きていけるか、今この状況をどう切り抜けるか。私が演じたのは本能的にそれをやってのける女の子です。それがこの家族の中で生きている彼女なりの選択、だと考えれば共感もできて受け止めることができました。とにかく積み重ねの日々で、堤監督があふれんばかりの熱量で導いてくださるのがとてもありがたかったです」と語った。
岡田さんらのほか、加藤雅也さんが石川家を巡る事件を捜査する刑事の寺沼役、市毛良枝さんが貴代美の母・扶美子役、竜雷太さんが一登の取引先の社長・高山役で出演することも発表された。
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