日本アカデミー賞:最優秀監督賞は「翔んで埼玉」の武内英樹監督 「とっていけない作品でとっちゃった」と本音?ポロリ

映画「翔んで埼玉」の場面写真 (C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
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映画「翔んで埼玉」の場面写真 (C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会

 「第43回日本アカデミー賞」授賞式が3月6日、東京都内で開催され、映画「翔んで埼玉」の武内英樹監督が最優秀監督賞に選ばれた。武内監督は「とっていけない作品でとっちゃったという感じ」と漏らしながら、「埼玉の773万の県民のみなさん、映画を応援してくれてありがとうございました」と喜びを語った。

ウナギノボリ

 原作は、魔夜峰央さんが1982年に発表し、2015年に単行本として復刊されたマンガ。東京屈指の名門校、白鵬堂学院で生徒会長を務める壇ノ浦百美(二階堂ふみさん)は、東京都知事(中尾彬さん)の息子であることを笠に着て埼玉県人を迫害していた。そんな中、米国帰りの麻実麗(GACKTさん)が転校してくる。実は麗は隠れ埼玉県人で、埼玉と東京の「通行手形」撤廃を目指して活動する埼玉解放戦線のメンバーだった。麗に恋してしまった百美は、麗と行動を共にすることを決意する……というストーリー。

 優秀監督賞は次の通り(敬称略)

 佐藤信介「キングダム」▽ 周防正行「カツベン!」▽武内英樹「翔んで埼玉」▽平山秀幸「閉鎖病棟-それぞれの朝-」▽藤井道人「新聞記者」

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