俳優の中川大志さんが、セガの人気ゲームシリーズ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の人気キャラ・ソニックを実写映画化した「ソニック・ザ・ムービー」(ジェフ・ファウラー監督、3月27日公開)の日本語吹き替え版で、主人公・ソニックの声を担当することが1月22日、わかった。中川さんが声優に挑戦するのは今回が3度目で、初の主演となる。中川さんは、「僕自身小さい頃ソニックのゲームをやっていて、すごく大好きなキャラクターでしたし、まさか自分がそのソニックの声をやらせてもらえるなんて想像もしてなかったので、最初はすごく驚きました」とコメントしている。
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また、ソニックを狙う悪の天才科学者ドクター・ロボトニック(ジム・キャリーさん)役を山寺宏一さん、ソニックの相棒となる保安官トム(ジェームズ・マースデンさん)役を中村悠一さん、トムの妻であるマディ(ティカ・サンプターさん)役を井上麻里奈さんが担当することも発表された。
映画は、宇宙最速で走るパワーを授かった青いハリネズミのソニックが、保安官のトムとバディーを組み、宿敵のマッドサイエンティスト、ドクター・ロボトニックの恐るべき陰謀に立ち向かう冒険エンターテインメント。米国ではベン・シュワルツさんがソニックの声優を務めている。
今回の抜てきについて、中川さんは「自分で良いのだろうかという不安と恐怖もありましたが、ソニックのキャラクターを作り上げたチームの皆様に僕の声で良いんじゃないかとおっしゃっていただけて、うれしかったです。やるからには一生懸命自信を持ってやろうと思いました」とコメント。
ソニックについては、「全世界の人たちが抱いているかっこよくてクールなイメージのソニックはこの映画の中でも大活躍していますが、すごくピュアで、真っすぐで、優しい、今まで見たことのないソニックの表情がすごく丁寧に描かれていて、ますますソニックのことを好きになるんじゃないかなって思います」と話し、「よりソニックのことがいろんな角度から、深く見える、そんな映画です!」と呼びかけた。
以前、バラエティーのレギュラー番組で共演して以来、山寺さんを恩師として慕っているという中川さん。声優として山寺さんと初共演することについては、「基本的に一人で収録だったので、尊敬する山寺さんに僕のソニックを聞いてもらうのは、すごくドキドキします!」と話していた。
一方、山寺さんは、「中学生の頃から大志は天才だって知ってますから、やはり大志は“大したもんだ”と思う(笑い)」と太鼓判。「何にでもチャレンジして見事にクリアする才能のすごさ。でも彼は、努力の人でもあるんですよ。両方の意味で大したもんだ! 共演がとにかくうれしい」とコメントしている。
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