「君の名は。」などの新海誠監督が7月19日、東京都内で行われた新作劇場版アニメ「天気の子」の初日舞台あいさつに登場。今作は公開11日前に完成したといい、新海監督は「うそのような気がします。完成させる気持ちで作ってはいたのですが、完成するのかという気持ちが最後までありました。とうとう見ていただいて、夢のような気持ち」と胸をなで下ろした。
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今作については「見た人の意見が分かれる」とたびたび公言してきた新海監督。この日も「実はまだ不安」だと明かし、「この映画は、もしかしたら自分勝手な映画かもしれないです。自分の大事な人と、もっと多くの人の幸せのどちらかを選ぶかというとき、わがままな選択をすると思います。『自分もそうだよ』という方もいるかもしれないので、そういうことを信じて作りました。『そうは思わない』という方もたくさんいると思うので、これからたくさんの意見を聞くことが怖くもあり、楽しみにしていたことでもあります」と語っていた。
また、18日に起こったアニメ制作会社「京都アニメーション」の放火事件に触れ、「痛ましい事件があって、どういう気持ちで初日に臨んだら良いのかなと思っていました。でもここで皆さんの顔を見て、僕らの仕事は、どういうことがあっても、エンターテインメントを作って、表現することで、自分たちや誰かを傷つける可能性はゼロではないけど、ひるまずやり続けることが生業(なりわい)であり、役目であり、一番好きなことだと、改めて思いました。楽しい映画を作ったつもりです」と胸の内を明かした。
「天気の子」は、天候の調和が狂っている時代の物語。離島を飛び出し、東京にやってきた高校1年生の家出少年・帆高は、孤独な日々の果てに怪しげなオカルト雑誌のライター業を見つける。ある日、連日振り続ける雨の中、都会の片隅で一人の少女・陽菜と出会う。陽菜はある事情を抱え、弟・凪と2人でたくましく暮らしていた。そして彼女は祈るだけで空を晴れにできる不思議な能力を持っていて……というストーリー。醍醐虎汰朗さんが帆高、森七菜さんが陽菜の声優を務める。
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